ねこに未来はない (角川文庫 緑 409-2)

ねこに未来はない (角川文庫 緑 409-2)
198ページ
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エッセイ

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ねこに未来はないの感想・レビュー(54)

「かわいい仔ねこください、きっとかわいがります」の張り紙をしたぼくとぼくの奥さんの前に、ベッシー・スミスみたいに悲しげに太った、しかし陽気な声のおばさんが洗面器の中に親指と人指し指の間にすっぽり収まる程の小さい仔猫を入れて現れた。チイはやがて子供を産みクマを命名されるもののある日2匹は忽然と姿を消してしまう。またおばさんは仔猫を連れてくる。「しまいわすれた風鈴が忘れられた死刑囚のように吊られて鳴っている九月」のような素敵な言い回しが散見出来る猫物語。『ねこ踏んじゃった』、『わが友マーマレード・ジム』併録。

全然気づかなかったけど、ずいぶん昔のエッセイなのですね。今と暮らしぶりが違っててびっくりしました。猫失踪=三味線って(笑)少しかわいそうな描写もあるけれど、猫好きの方に読んでほしい本です。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/24

飼い猫が次々にいなくなる話。長田さんの文章力に圧巻。自分が生まれる前に書かれたものとは思えないほど色褪せないエッセイでした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/18

01/03:桂川恭平
久しぶりにきれいな文章を読んだ。期待と違い、買ってた猫が次々にいなくなるという切ない話だけど、最後のマーマレード・ジムの冒険など面白いものもあった。猫がいなくなるなら、外に出さなきゃいいのにと思うが、当時は外飼いが普通だったんだろうな。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/19

09/16:akari
文章が素晴らしい。最初は、はん?って感じだったけど、何かくせになる。きらきらしていて、カラフルで絵本の中にいるような。今飼っている猫が死んだら、また読み返したい。ただ単純に猫の話をしているのではないんだな。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/31

08/21:kk
可愛い猫たちがいなくなるたびに、「どうして窓を開け放していたんだ。」と、怒りに似た感情が込み上げました。が、そう思った後に必ず「猫は人に懐かず、家懐く」という遠い記憶の言葉を思い出すのです。自由に外に出かけて、いつのまにか帰ってくる。猫好きは、そんな猫の自由気ままな姿に溺れていくのでしょうか。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/17

miu
飼っていたねこや犬のことを思い出して泣けてきた。しかし、この作者はあまりにもねこを失い過ぎではないか。うちのねこは5匹の仔猫を産んで、5匹とも元気だったし、おばあちゃんになるまで長生きして家の中で眠るように息をひきとった。 いなくなった悲しみは新しいねこや犬を飼うことで解消されるってのは知っているが、なんだか読んでいて辛かった。どうにかできただろうに…と悔しくなった。私にはまだこのエッセイの魅力を理解できない。深いところまで読み取る力が不足してるのかな。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/13

誰かと暮らすという日常は、いなくなる日の覚悟を混ぜあわせること。たくさんの別れを超えてきた人の言葉は深くて大きいです。ささやかに書かれているけれど、圧倒されます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/01

04/17:三森
02/06:高野まりか
01/23:shonborism
12/23:tixi
12/07:あゆ
12/03:
11/08:けにー
10/02:snow
08/31:もへ子
08/25:coyu
05/22:FACE
M66
うーん、すごい!すごいエッセイを読んでいる!という興奮の中、ページを惜しみつつもどんどん読んでしまった。ものすごく読みやすいのにものすごくはっとさせられる。同じ箇所を何度でも読み返してしまう。比喩のいちいちがとても詩情豊か!よくできた詩か物語のようで、エッセイなのでご愛嬌、なユルんだ感じは微塵も感じられない。どんなにほのぼのしたハナシでも、言葉の世界は常に一本ピンと張りつめている。描写が素晴らしすぎて、猫なんて一度も飼ったことないのに、うーんわかるなぁ、なんて思ってしまった。猫飼いたい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/12

可愛がっていたねこがいなくなったり、死んでしまうのは私も経験があって、思い出したら泣けてきた。ねこの前頭葉が小さい(猫の額は狭いから?)から未来を感じることができないという説は納得。じゃあ犬は未来を感じることができるの?猫好きにはうなづくことが多い一冊。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/28

01/25:ひめ茶
知っている名前だ…と何気なく手に取ったが、思いの外面白かった。奥さん素敵な方だし、仲良し夫婦で羨ましいな。“パルチザン猫”にはニヤニヤ…。でも死んでいった猫たちの事を考えると、どうしても切ない。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/04

ねこを見るとせつなくなるのはなぜだろう

文章がよみにくい
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/27

ねこに未来はないとしても、この本はねこ文学の未来を作り上げた一冊やと思う!
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/04

07/18:腰ムラ
修飾語の多い文章だなあと思ったけれど、個性的な表現が多くて「なるほどね」と感じることが多かった。ねこ嫌いがいかにしてねこ好きになったかが良くわかった。今の飼い方とだいぶ違うのは時代のせいだろうけど、猫にとってどちらが良いのかはわからない。

メタファが詩的でいい。現代に読むとやや残酷なきらいがあるが、当時の猫の扱いはこんなものだった。保坂和志の『《私》という演算』あたりを併読するのがオススメ。☆3

05/24:自滅
04/23:ましろ
ぐいぐい引き込まれるように読んでしまった。未来が無いのは人間らしいですよ。

作者が詩人だけあって、詩的(?)な文章。軽くて、視点がちょっと離れた感じ。次々とねこを死なせちゃうのは、ねこ好きとしてう~ん…

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ねこに未来はないの 評価:78 感想・レビュー:21
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