犬神博士 (角川文庫)
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犬神博士の感想・レビュー(214)
予想外にコミカルでびっくり。森見さんがこの本好きだっていうのはわかる気がするというかもろに影響が見られるけど、そもそも森見さんがあまり好きじゃない俺には微妙だったw やはり夢野久作にはもっとおどろおどろしいものをお願いしたいですな。なめくさった饒舌な語り口は健在だけど、あれはサスペンスを強調するための道具として用いるのが正解で、それ自体を前面に押し出されるとどうも…って感じになるんだよね。
頭が良く、大人の理屈を鼻で笑い、思うままに行動するチイ。そのチイの視点で描くことで、大人たちの頭の悪さが目立つ。 どんな風に犬神博士になったのかも読んで見たかった。
これは、ドグラマグラからするとフツーというかありきたりというか。けれども、夢野久作が端ハシに感じられる描写と、九州の方言が絶妙。連載モノだった事を鑑みても秀作。内容が多すぎて、思わずとタイトルへの回帰がままならず、夢野久作の思考迷路にまんまとハマったあげく、結局犬神博士のくだりを読み返すハメに。悔しいなぁw文章から伝わる人間の内側への興味が津々さがたまらない。夢野久作の中では読みやすい作品。全集買うかな。
当時の社会問題を描いた風刺小説なのか。大人たちの私利私欲に翻弄されるチイの冒険譚なのか。神童として祭り上げられた少年の滑稽話なのか。いろんな読み方ができそうだ。何となく、貧しい男の子が悪い大人にかどわかされる「和製オリバー・ツイスト」という印象が残った。
相変わらず読みにくい・・・。夢野久作は面白いけど読むのが大変です(笑)結末が唐突でビックリ(笑)その後の物語も考えていたりしたんでしょうか?犬神博士になるまでの物語とか読んでみたくなりますね~(笑)
未完のまま終わっている作品ということもあってか、消化不良の印象はぬぐえませんでした。よほどの夢野久作ファンじゃないと受け入れられないかも・・・。
チイが痛快で面白かったです。でも、えっこれで終わり?みたいな。どうやって犬神博士になったのかが気になってたまりません。チェスト!
痛快なお話。未完ゆゑ結末が分らないのが殘念なところ。まあ、あんな無茶苦茶をしてもチイが不幸な死にかたをしてはゐないと分るといふのは救ひ。未完なのがかへつていろいろ創造をふくらませてくれるかもしれない。 でも角川文庫の表紙はどうしてこんな繪にしたんだらう。そもそも誰。
タイトルからホラーか伝奇かと思っていたら痛快冒険活劇w 昔風の文章に時折挟まれる横文字たちが、なんともいえないおかしみを持って、何度も吹き出した。自信を持って面白いといえる見事な作品でした
チイの妖しい魅力と大活躍はよかったが、価値観が気まぐれすぎて何がなにやら。そして、炭坑の権力争いには何かモデルがありそうだが、それを知っていればもっと楽しく読めそう。チイが犬神博士になるまでの経緯が知りたかった。
題名と内容はあんまり一致してない。犬神博士が子供時代を回想する、という体裁なんでしょうか。でも面白かった。チイの並外れた行動力に拍手です。世間を小馬鹿にしたような発言もまたカワイイ。新しい社会風刺小説なんだろうかと思ってしまった。さて次は是非とも丸尾漫画を読みたいものだ。
拍子抜けな終わりでこの終わらせ方は少々不満。でも、それ以外をのぞけば読みやすかったし愉快痛快で面白かった。主人公の子供(チイ)の大活躍を大人が騒いでたんだけど子供(チイ)の心情は一般的な普通の子供でその落差を妙に感じた。
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感想・レビュー:48件














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