女生徒 (角川文庫)

女生徒 (角川文庫)
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女生徒の感想・レビュー(267)

和む話から沈む話まで、共通してるのは人間らしさを描いているところ?どうしようもない感じがたまらない。「葉桜と魔笛」「皮膚と心」「待つ」が個人的にお気に入り。

主人公が全て女性。様々な年齢の女性目線で語られた短編集。出てくる男性が太宰に思える人が多く、また主人公である女性も太宰のように思える。所詮、恵まれた人間が抱える自己嫌悪で溢れている、と言われればそれまでだ。悩まなくていいところで深く悩む、傷つかなくていいろころで深く傷つく。恵まれていても生きることに向いてない人間はいる。楽しいけれど、憂鬱にもなった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/28

太宰治の短編はどれもおもしろい。ぐいぐい引き込まれて一気に読んでしまう。千代女と饗応夫人が好き。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/09

女性の一人称で微妙な女心を語る、とってもかわいい短編たちでした。ここまで繊細に女心を描ける太宰治。こりゃ、モテルでしょうね。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/14

全部主人公は女。そしてほぼ全編に戦争が絡む。自己に向かっていく人間失格とかそういった作品とは対極の、女とか、社会という他者について考えて作りだされた作品たちやと思う。それをしっかり描ききっている感じがこの人の作家としての厚みを色濃く表すことになっていると思った。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/11

自分に対して劣等感を持つ一方で人に対して優越感をもつ、自分より弱いものを蔑んだり哀れんだりする、そしてそんなことを考える自分に嫌気がさす。誰もが共感できる内容だと思うが、今までに一人としてそれを口に出す人がいただろうか。特に表題作「女生徒」には思春期特有の、自意識過剰、情緒不安定、潔癖さが、異常なまでの感受性を伴って著されている。ごちそうさまでした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/07

短編小説でひとつひとつお話は短いはずなのに、読了感が長編小説を読んだあとみたいで、すべて読み終えるのに少し時間がかかってしまいました。「女生徒」と「皮膚と心」と「葉桜と魔笛」と「貨幣」がすき。心情を描くのがすごくお上手です。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/16

人間失格とか津軽も良いけど、こういう短編な太宰たんも素敵です。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/02

「葉桜と魔笛」「女生徒」「貨幣」が良かった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/21

大人になりかけてる少女の目線がとても上手だ。私自身この年代で語り手の考えていることにとても共感した。

まるでユトリロの描くお尻の大きな女性みたい。いっぱい感想文を書きたかったけれど、とりあえず。「いや」と言えない生き苦しさを抱えている人は最後まで読んでみると良いかも知れません。「貨幣」には涙しました。

「葉桜と魔笛」「きりぎりす」「貨幣」が好き

「女生徒」日頃女垂らしの駄目男を書く太宰先生が 反駁するかのような流麗で綺麗な文章。『女は、自分の運命を決するのに、微笑一つでたくさんなのだ。』 なんて今の女性作家にも到底書けまい。 純文学の天才恐るべし。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/28

『女生徒』の思春期女子の中身をさらけ出すような文章に、驚嘆しつつもすごい嫌なモヤモヤ感だった。キモチワルイ。(同族嫌悪ですね、きっと)表題作以外は面白く読めた。特にカマキリは潔癖な乙女っぽくて好きだった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/16

やっぱり太宰治は素晴らしい。表題作は走れメロスでも読んだけど変わらず好き。恥、待つ、貨幣、饗応夫人は凄いなと。心の奥底を啄まれてるような。もちろんいい意味でね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/02

女はみんな女生徒
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/15

「ああ、しょうのないやつだ」という感じの(いい意味で)上からの女性への愛が見れるような見れないような。この感じは何なのだろう。愛ではないのかもしれない。惰性? でもそこにはやっぱり愛があるような。それでもここに描かれている女性はみんなかわいらしくいとおしい。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/13

1人の女の子の一日。私はあんなに考えたりしないから、だめなのかなと思ったり。。。。私には難しかったです。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/12

どうして私の頭の中が分かるのかしら?と思ってしまうほど、共感のできる乙女ばかりが出てくる作品でした。綺麗な女性言葉も心地よく、読み終えるのが惜しかったので、キチントゆっくり味わって読みました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/06

なめらかな文章が印象的でした。なんていうか、時間が流れるような。1人でいる時の人間て、こんな感じですよね。すごく自然。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/30

感受性豊かで自分勝手で気まぐれで、女の子ってそういうものなんでしょうね。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/29

いつもの取っ付きにくい太宰もすきなんだけれど、女生徒の太宰もキュートですきです。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/28

女学生に教えてもらって読んだ(たぶん萩原さん好きだと思いますよ、だって)。ちなみに読んだのは青空文庫の。で、太宰治の独白体が大好きなので、かなり素敵だった。そしてツボるコトバのオンパレード。思わずノートに書き移してガール度アップの訓練をするところだった。そして、読んでいる途中で、何度か泣きそうになった。泣きはしないけどね。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/24

すごい。女言葉で書かれてはいるけど心は男女変わらないと思う。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/24

ちょっと前の少女マンガを読んでいるような気分になった「女生徒」。擬人化した「コイン」。女性の見本市みたいな短編集でした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/06

太宰やばい。肖像画と自殺した文豪、代表作人間失格の語呂からとっつきにくいイメージがあったのだけれどこれを読んでから思い込みは悔い改めたくなった。16の頃秋山瑞人を読んだ衝撃に近い。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/03

ぱっと起きないで起きてデコちゃんあらわれ誰なのそれ、一日がゆっくりゆっくり流れて庭師、うつくしくない女の子の自意識が落ちてるそこに
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/29

ELM
『人間失格・桜桃』を読んで全く面白くなかったので太宰は遠ざけていたのだがとある紹介文を読んで興味を持ち本著を読んでみたら意外や意外、なかなかに面白くて驚いた。収録作品はどれも女性を主人公にして彼女たちからの視点で描かれているわけだが、彼女たちの内面、葛藤等々の描写が秀逸でしかも古臭い日本語にも関わらずにすら々々と読み進められた。一方読んでいる自分は男であるわけで、その為に果たしてここに描かれている女性像は正しいのかはたまた男による勝手な女性像なのかが気になった。女性読者の感想がとても気になる。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/14

昔も今も「女生徒」ってこんな感じなのかな。何だか哲学的になったり、かと思えば感傷的になったり、人を蔑んだり、自らを恥じたり、くるくる回りながら、大人はイヤ、といって子供もイヤ、あーもう死にたい、そんな感じで今日はおやすみなさい。「おさん」「きりぎりす」は口ばかり偉そうで中身はつまらぬ夫(太宰自身の投影?)を愛しつつも冷ややかに見つめ、そして捨てる妻の心が描かれる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/12

女、女、女。女ばかりが主人公の短篇小説集。 太宰治が書く女性視点は一点の濁り無く、明快である。 随分前に書かれた話ではあるが、根本的な信念や観念は「大和撫子」で古きが良くも無く、今の時代でも大変美しい精神である。 悲観思想や卑下も女性らしく、鋭い。そして、重たい…。 その中へポツリと浮かぶ「女性らしさ」は強く、その中でしか感じられない幸福もある。それをつかみ取るのが何と上手い文章か! とりあえず太宰治好きはマストアイテムであると共に、女性読書家には絶対に外せないと思う。

女生徒が太宰の中で一番好きだな。作中の女の子の考えがすべてピタッと胸に落ちつく。書き出しの朝起きる時の心の動きなどしびれる。大人になれば、もっと客観的に読めるようになるのだろうか。今の実感としては一生、自分の中に女生徒的なものを抱え続ける気がする。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/06

大人になることへの不安と期待が少女の視点からよく描かれていて、その語りと合わせてまったく古さを感じさせない。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 03/05

「女生徒」…P27の“自分から、本を読むということを取ってしまったら、この経験の無い私は、泣きべそをかくことだろう。それほど私は、本に書かれてある事に頼っている。”という言葉に大いに共感。 「皮膚と心」…私は慢性の皮膚病に罹っているので、この話は少し苦手な気がする。でも、健やかな一般人から見た皮膚病ってこんな感じなのかな…そういう意味では参考になった。江國香織の「災難の顛末」という短編を思い出させる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/19

太宰治がこんなに面白いと思わなかった。面白いと言うよりキュート。意外だった。私にも意識している女性がいて、その人にその人のことばかり話している。自分も『死んだ妹を思い出します』と言いかねない。クスクス笑ってしまった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/23

痛快。ジョシって、まさにこうですもの。こういう生き物ですもの!
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/22

印象的な書き出しと、女性の心理をうまく表現している語り口が本当に良かった!面白い上に短編なのですらすら読めた。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/09

面白かった!太宰治って暗そうと思ってたけど、かわいい話も書くんだなーと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/16

太宰治の独白文好きには堪らない一冊。この短編集を読んで改めて太宰治の文章の書き出しとオチは秀逸だと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/03

太宰のなよなよっとしてる文章は、やっぱこういうすこし病んだような女性の話がぴったりな気がする。でもそんなのばっかりで読んでてすこし疲れた。一遍一遍は面白い。どの主人公も自意識が過剰だ。優しすぎて、自己評価が低くなってしまって、生きづらくなっているのだと思う。燈籠が好き。恥もいい。饗応婦人もいいなあ。古風な日本女性な感じがして、かわいらしいと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/17

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女生徒の 評価:59 感想・レビュー:79
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