羅生門・鼻・芋粥 (角川文庫)
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羅生門・鼻・芋粥の感想・レビュー(293)
『あばばばば』&『鼻』終了。青空文庫のアプリで読んでみました。青空文庫、昔の短編読むにはすごく便利!!そして『あばばばば』というタイトルの破壊力!かなりツボ。20ページくらいなのですぐ読めます。『鼻』もそんな感じ。あばばばば、あの時代に(!)っていう表現をしてる芥川さんさすがです。ただしあばばばの使い方はちょっと意外だった。慌てる感じかと思ってたら違った。鼻はいかにも、って感じの作品?ほぼ内容聞いたことある気がしたけど、改めて読めて良かった。私も踏んづけてみたいかもなあなんて…。や、冗談さっ。
かまわぬ表紙につられて夏に購入。ちびちび読んでいたら、いつのまにやら暦は2月。時の流れって早いね。『羅生門』のみ再読、他は初読。『羅生門』は中学だか高校だかのときにも読んだが、やはり面白い。『鼻』『父』『野呂松人形』『芋粥』『手巾』『MENSURA ZOILI』も良かった。
その日、本を忘れて出てきてしまって、本がないと落ち着かない僕は、コンビニに入り、そこで買った本。短編ばかりで読みやすかった。「羅生門」がやはり好き。起承転結が綺麗で、お手本にしたいくらい。綺麗なものを尊ぶのもいいけれど、芥川は必要だよ。と思った。
「羅生門」が読みたくて、夏に購入。ふとした瞬間に手にとり1編ずつ読んでいたら、いつの間にか冬になっていました笑読むときは、気合いを入れて読まないと、理解することができなくて頭が疲れました。理解力の低い私にはこの時代の文学を読むのがまだ早いのかもしれない!作品解説を読みながら読めば良かったかなと少し後悔。そのうちリベンジします。
かまわぬ装丁につられて購入後、この冬まで放置。ようやく着手、読了。もっと読みにくいかと思っていたけれど、そんなこともなかった。『羅生門』『鼻』『芋粥』は評判通り、人の常というか本性というか…あれこれ感じるものがある。『煙草と悪魔』と『煙管』なんかは、読み物として堅苦しく感じず楽しめた。でも、全編通してそれぞれに含みは深い。読んでよかった。
有名な「羅生門」「鼻」以外は初読。初期の作品だからか、洒落の利いた話も多く、重苦しい雰囲気の予想は、良い意味で裏切られた。それとも、私が深い意味に気づいてないだけか?煙草に関する2作品が面白かった。最後の「葬儀記」もいいなぁ。悲しさと寂しさがじんわり伝わってくる。20代前半にしてこの文章。それだけの人生経験でこんな話が書けるものなのか。昔の人は恐ろしい。
青空文庫で「あばばばば」を読んだのですが、読書メーターの選択肢に出てこなかったので、とりあえずこちらにチェック。短編ですが、女性の少女から母への変化を印象深く描いていて、素敵でした。
カバーに釣られたっていうのもありますが、『羅生門』が読みたかったというのもあります。で、『羅生門』と『葬儀記』だけ読んだ。他のはまた今度読む。『羅生門』は高校のときに現国でやって以来。ところで、『藪の中』と『羅生門』って同じなんですよね?
夏頃に読み出して、ちびりちびりとやっと読了しました。羅生門と鼻は学生時代の教科書以来の再読(!)で、ほかの作品の文体についていけず時間がかかりましたが改めて読み直すと独特の感性で書き綴られた描写と刹那、死への羨望と恐怖、、、色々なペーソスを感じて楽しめました。
思ったより読みやすかった。初期の作品集だからかもしれないけど、もっと暗い雰囲気のものが多いと思ってたので失礼ながら作者のイメージがかなり変わりました。もちろん読みづらい・よく分からない作品もあったけど多様なスタイルが用いられていて飽きなかったし、各国語が多用されているし、かと思えば日本の古典ベースの話も多くて芥川龍之介は実に多才なる人物だったんだなぁと。「鼻」「芋粥」「父」「煙草と悪魔」「運」あたりが好きです。来年以降かまわぬカバーで他作品も出ないかな…と密かに期待してます。
高校の教科書で「羅生門」を読んで以来の芥川作品。自分が大人になったせいなのか読み始めるとそれほど難しさを感じず面白かった。大人になったから感じられるものもあるなあと。「羅生門」「鼻」「手巾」「父」が好みでした。
「羅生門」「鼻」は再読。興味深く読んだのが「手巾」「父」「煙管」「煙草と悪魔」「葬儀記」。まったく理解できなかったものが「老年」。やっぱり読みやすいものもあれば理解の出来ない話もあったかな。
飽きる程飲んで見たい芋粥。手が届かないから人はそれを欲する。己の飽きる程の数の多い事。嘆かわし。
小学生の時、チャレンジして挫折した本。今読むと結構面白い。現在だと当たり前な描写でも、当時は斬新だったのだろうと思い箇所が沢山有った。 斬新を作った人と、使っている人とはやっぱり違うと感じた。
ナツイチチェック。「羅生門」を読むと、そんなに美味しいと評判なら、蛇の開きというものを食べてみたいなどと血迷った考えを起こしてしまうのは自分だけだろうか。「鼻」の毛穴の脂取りのシーンが好き、想像すると気持ち悪いけれどワクワクする。
「葬儀記」で夏目漱石の死に対して涙する姿にホロリときた。と思ったけど、葬儀に参列者している登場人物は全員故人だし、芥川龍之介ももちろんもうこの世にいなくて、ああ、本は生きてるんだなぁと今更ながら実感しました。
久々の芥川龍之介(笑)古典を題材にした話以外はほとんど読んだことがなかった。どれも色んな感じで楽しめた(笑)『羅生門』『芋粥』『鼻』『野呂松人形』『煙管』『葬儀記』が好きかな(笑)
【★★★☆☆】確かに不条理や無常さを感じ無くはないのだが、晩年の「歯車」などに比してまだ弱かった。そんな中で目を引いたのは、授業でやったというのもあるだろうが、「羅生門」。荒みきった門楼という場と、両者の「正当化」、下人の心情の変化は胸に来る。
再読。はじめて『野呂松人形』を良いと思った。時代と場所を超えて、小説は伝わるのか。ひとりの本好きとして、伝わると信じたい。
最近ことあるごとにページを開く「語感の辞典」で引用されていたので「鼻」だけ再び読んでみた。自分の体のコンプレックスという普遍的なテーマはいつまでも読まれていくんだろうと思った。
芥川龍之介を読むのはこれが初めて。ほとんど芥川龍之介という人物について知らなかったので、楽しめるかぼんやりと不安だった。ちなみに本著には蜘蛛の糸と地獄変は入っていない。ストーリー的には『煙草と悪魔』や『MENSURA ZOILI』が新しい発見だった。描写の最上は『日光小品』だろうか。どれだって珠玉の短編と語っても嘘偽りはない。
羅生門だけ読み。短いが深い話。「ここにいる死人どもは、皆、そのくらいのことを、されてもいい人間ばかりだぞよ。」死人の髪の毛を抜く老婆が、主人公の下人に言う言葉である。この言葉を聞いた後、下人は悪事に走る。 悪はより大きな悪を呼ぶ。生まれてしまう悪をを大きくしない方が良いと思った。
文学作品、ということで、ある程度覚悟を決めて読み進めていったのだけど、なんたることか、単純に面白いのである。この本。テーマが明確なものが多いからそのテーマさえ踏まえておけば、それがどのように表現されるかを注視すれば良い。もちろん単純に文章の美しさと言葉使い方に着目してもよい。なかなかいろいろな楽しみ方のある一冊だと思うのです。少なくとも、食わず嫌いは勿体無い。
鼻を読んでの感想。
短編のだ三十分もあれは読んでしまいます。
落語のような展開でどんなオチになるのか期待しながら読みました。
結果としては、意外なオチではなかったです。
恐らく著者が伝えたいことと、私が読み取った内容に違いが合ったためのミスマッチかと思います。
他の芥川作品に比べると読みやすかったと思います。
「―人間は、時として、充されるか充されないか、わからない欲望のために、一生を捧げてしまう。その愚を哂う者は、畢竟、人生に対する路傍の人に過ぎない」『父』『手巾』『日光小品』なんかがすきかな。これだけ完璧な短編を書ける人はなかなかいないだろうなー。はっとするような美しさ、淋しさ、精緻さ、そんな小品集
『手巾(ハンカチ)』は傑作だと思う。学生の母親が東大の教授を尋ねてきた。身なりの良い賢母そうな夫人である。夫人は息子の病死を知らせながら、外見はとても穏やかだ。教授は奇異に感じるが、夫人がテーブルの下で固く握りしめているハンカチに気づき、感銘を受ける。これこそ夫人の武士道精神であると。が、西欧の作劇術の書に、この手の演出上の型があることを知り、不意に異様な気分に陥る。得体の知れない人間心理の内奥を垣間見た気がする。夫人にハンカチを握らせた想いは何だったのか、彼には解らなくなった。
『芋粥』、芥川は確信犯であろう。書き出しの講釈が白々しい。主人公「某と云う五位」は卑屈で醜い男である。他人から侮蔑されても歯向かうことさえ出来ない。いつか芋粥を飽きるほど食べてみたい。そのささやかな望みだけが生き甲斐の男である。その願いが叶えられた途端に、五位はかえってその事を悔やみ心細く思うのである。文体そのものも衒学的だが、作者は平安時代の「五位」という人物に仮託して、現代的な日本人像を侮蔑している。それを気の利いたアイロニーと取るべきか、氏の傲慢と取るべきか。けして好きな作品ではない。
自分が、大人になったのか前とは違う発見をしながら読めた。人間が人間らしいことをどこまでも追及してる感じがする。にしても、煙草と悪魔はよすぎるだろ。ジャポーネ独特の気質をこんなに語らなくてもっ・・・大好きです。
天野喜孝の表紙が素敵で買った。初期の作品で構成されているけど、自分と同い年ぐらいのときに芥川はこんなにもたくさんの言葉を自由自在に使って書ききって、平安時代だとかの背景の知識も、ものすごい詳しいだなんて、そのことに圧倒された。
羅生門・鼻・芋粥の
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感想・レビュー:52件














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