マルベリーボーイズ
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マルベリーボーイズの感想・レビュー(39)
12/16:aomaki
11/11:sora
19世紀末、ナポリで暮らしていた9歳のユダヤ人少年ベニアミーノは何もわからないまま母親の手で一人アメリカ行きの船に乗せられる。ニューヨークに着いたベニアミーノはすぐにナポリに帰ろうと思うが…
いまひとつ盛り上がりというか山場に欠ける本。すごく過酷な物語なんだが。主人公が母親に勝手に期待して、失望して、断罪して、許して…というあたりがなんかなぁ。年齢が9歳だからしょうがないというのもあるが、逆に9歳にしてはやりすぎだろって気もする。ぐだぐだ言ってないで、金はいったんだからかーちゃんに手紙かけよ! と思った。当時の未婚の母はああやって断罪されて世間から見えなくされるんだな。
10/01:nene
06/26:まつゆきそう
03/25:くみこ
★4 9歳で1人で密航で、とハラハラドキドキ、すごい引力。中盤、主人公が書類作成のため適当に名づけられる際に「あれ、作者と名前が似てる!」と思い、さらに読む手が止まらなかった。強く爽やかに成長する様に元気づけられる。この作者の他の小説も読んでみたくなった。
02/13:ちゅら。
第13回やまねこ賞第3位の本。9歳の男の子が単身イタリアから船に乗せられてアメリカへ。作者のお祖父さんの体験を一部下敷きにしているとのことですが、本当に運がよかったんだなと。靴が主人公を助けてくれたけれど、一歩間違えれば……。事業が軌道に乗る様は面白いんですが、悲惨なところはとことん悲惨で腹立ちを抑えきれず、飛ばし読み気味に。ただ、やはり最後の新たな世界がひらける様は物語の天気とあいまって清い気持ちになれました。もう一度じっくり読み通したい本です。
11/20:lily
11/12:水
イタリア系ユダヤ人が主人公、と知って一体またどんな恐ろしいことが、と身構えた私だけど、時代も場所も違いました。母親の手によって9歳の子どもがアメリカに向かう船に密航させられて…って言うのも十分ひどい話ですが。最初は全く希望も何もなくて、ただ早くナポリに帰りたいと言っていた少年が、ガエターノとピエトロという二人の友達に出会ったことによって変わっていったのが素晴らしいです。商売をすることとか、人種のるつぼニューヨークのこととか、自分が自分らしくある、ということとか。まぁいろいろひっくるめてすべてよかった!
「たった9歳の子どもを一人でアメリカに送り出すなんて」と最初は思ったけれど、作者の祖父は5歳で、他にも多くの子ども達が子供だけでアメリカへ渡っていたという事実に驚かされます(イタリアの貧困…)。愛に裏打ちされた家族の言葉を胸に誠実に生きていく(幼さゆえか?)ドムの姿に心打たれました。お母さんへの思いにも踏ん切りがつけられて良かったね、ドム。靴のエピソードは良かったけれど、お母さんのことを考えるといろいろ複雑…。 また、子ども経済小説的な側面もあって面白かったです。表紙の写真もいいですね。
誰も信じてはいけないような世界で、かけがえのない友情を見つけていく。酷いものがばっこしている環境の中、懸命に生きる子供たちに胸をうたれました。
07/05:コキンちゃん
06/07:紺
仲間を信じる心と勇気そしてプライドを武器にして たった9歳のユダヤ人少年ベニアミーノはニューヨーク最大のスラム街マルベリーストリートで過酷な運命を切り開いていきます
05/10:ALOHA
たった9歳でイタリアから船に乗せられてアメリカに渡った少年ベニアミーノ。言葉も分からない異国で、たった一人。何とかしてイタリア行きの船に乗って母の元へ帰ろうとするが・・・。19世紀末のアメリカで、過酷な運命を生きる少年達の友情と、どんなに惨めな状況に陥ろうと誇りを失わず、希望を捨てずに生き抜こうとする主人公の姿に胸打たれる。中学~
03/18:どんぐり
03/14:セキレイ
03/09:millymolly
一気読みでした。どんなに過酷な状況に置かれても諦めなければ生き抜くことができるのだと思いました。母からの靴が少年を守ってくれて良かった!
02/07:ほたぴん
最後の章が圧巻で、読み終えたあと、しばらくぼーっとしていました。「アメリカ人に食べ方を教えてやる」という青果店の主人の言葉に、湾岸戦争の時代、ブッシュ政権に対して南イタリア人のおじさんが「えらそうに! アメリカなんてイタリア人に発見されたくせに」とつぶやいていたのと通じるものを感じました。
01/25:ましろ
面白くてさっくり読了。作者のルーツをたどった移民少年の成長物語。母が贈った靴が、いつも少年を助けるのが印象的。生き抜く強さ、ということを素直に描いた佳作だと思う。
01/11:つか
読みながら、この作家さんの今まで読んだ小説とは雰囲気が違うなーと思っていました(1番好きな小説は「逃れの森の魔女」です)。でも、後半の一気の展開。少年が下す決断に「ああ、これはやっぱりドナ・ジョー・ナポリだ!」と思いました。どんな生まれであっても、どんな過去があっても、たとえ定められた家族に恵まれなくても。そこから、1人で生きていくことは出来る。「 頭を使って自分のやり方で自分が大切だと思うすべてのもののために生きよう」。新年最初に読み終えた本がこの本でよかったです。やっぱり、ドナ・ジョー・ナポリが好き!
異国の地でたった一人、親も兄弟も知り合いも誰一人いない、着の身着のまま、食べるものもなく、住む場所も暖かいベッドも無い、言葉も通じない・・・。それでも生き抜いていく少年たち。家があり、学校があり、言葉も通じ、食べ物も、温かい寝床もある。なのに孤独な人たちが多い今、死さえ選ぶ若者がいる。人間には本来、生き抜く力があるのだと、この本を読んで改めて思った。
01/03:オカンピー
街角から立ち上る空気の匂い、音、色、子どもたちの肌のぬくもりも、・・・その場に彼らと一緒にいるよう。決して人に心を許さないと鎧をまとった少年たちの心の意外にピュアなやわらかさ。生き抜く強さ。一気に読了し、登場人物ひとりひとりに思い入れが残りました。靴をあげるところでしみじみと・・・さよなら子ども時代。忘れられない場面がいっぱい。今年最後にいい本を読んだ。
今までの童話をベースにしたファンタジーとは一線を画したドナ・ジョー・ナポリの物語。祖父の話をベースにしているのですが決してドキュメンタリーではなく一つの物語になっていました。ディケンズのオリバーツイストあたりを強烈に思い出す話でした。貧しいイタリアのナポリ地区からアメリカに来た一人のユダヤ系少年。イタリアの母の元に帰りたい一心で、彼の才覚と友情をばねにゼロから出発して生計を立てていく成長の姿に涙しました。キーは母から送られた靴。これが全てを見守ってくれていたというところにまた感動。
12/04:fo
10/24:mimi
ドナ・ジョー・ナポリが祖父をモデルにして紡いだ物語。イタリアからアメリカに移民してきた9歳の少年(実際祖父は5歳の時に密航してアメリカに渡っている)の財産は、母親から贈られた新品の靴。この靴がことあるごとに少年を救い、生きる道をつけていってくれる。やさしくてタフな少年の成長に目が離せなく、厳しいシーンでは目を閉じてしまうこともあったが、とにかく一気読みだった。
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感想・レビュー:19件














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