あの犬が好き
あの犬が好きを追加
あの犬が好きの感想・レビュー(42)
あっという間に読み終えてしまえる小品ですが、とても味わいのある良い作品だと思います。 シャロン・クリーチはニューベリー賞を受賞した「めぐりめぐる月」も、その姉妹編のような「赤い鳥を追って」も、ともに思春期の少女が肉親の死とどう向き合うか、といったことをテーマにしていて、とても感動的な作品でした。この作品もだいぶ趣は違いますが同様のテーマの本であると言えます。
07/10:まりめっこ
07/07:boooook
先生が読んでくれた詩に感動し、戸惑いながらも詩を書くことにはまっていく少年ジャックから先生への書簡の形式で綴られています。著者が好きな「あの男の子が好き」という詩から広がるお話しです。こうして詩を好きになってくれる子どもがいると、本当に嬉しいと思います。
詩なんて女の子のものだから男は書かないと言うジャック。最初は文章を書く事にも慣れていないので、文字も少なくそっけなくて、仕方なく嫌々書いている様子がありありと伝わってきます。(笑)ジャックの詩に対する素直で素朴な疑問、目から鱗な指摘。元々の感性が鋭いのね。見えていなかったものが、ある日突然に知恵と世界が開かれ見えるように。言葉が形になって見えるって言えるんですもの。そして、大好きな犬の事を詩に書いて・・・私は読んで、胸を鷲掴みにされたような思いがしました。言葉の花を咲かせた少年と詩と犬の物語。オススメ♪
男の子が詩を書くお話。本文も詩のように書かれている。短いセンテンスなので、英語の原書も読んでみると楽しめそう。詩っていいなーと再確認した。
12/14:tokiminn
ジャックが、子どもが素晴らしいのは、好きになる柔らかさがあるからなんだなぁ。好き!って詩に巡り会って、真似して、自分の表現したい感情に気づいていく、その過程が一歩一歩繊細に描かれていて、ジャックが愛しくなるとともに自分もジャックのように柔らかでありたいと思った。大人に足りないのは、真っ白な未来というよりも、好きになる力なんだ。
書くことがどんどん好きになっていくジャックの様子が可愛くて、読んでる私も楽しくてうれしくて!以前、学校の先生が「文章力つけるために詩を書かせたいけど、詩は点数で評価できないから・・・」と言っていた。そんな先生方に、是非読んでもらいたい1冊!それにしても「犬」や「りんご」は原書ではどうなってるんだろう?たぶん日本語に訳すのに大変な箇所が多かったと思うのだが、さすが、金原さん!
09/21:まる
素晴らしかった。とても良いものを読んだ。ジャックの感情が文章からあふれ出てきて、それが子供らしくて、人間らしくて…。それだけで泣けた。詩を通して、ジャックが表現することの戸惑い、喜びを感じていく様が手に取るようにわかって、なんて素直なこころの成長だろう!と感動した。ジャックの中に置かれていた悲しみが、詩によって表現されたとき、深い感慨をおぼえた。
07/07:なおこ
詩なんて嫌だ!と思っていた男の子が詩の世界に親しんでいく様子が、短い日記のような文章からぐんぐん伝わってくる。気持ちの揺れをうまく言葉にのせていく詩を作る過程も見え、表現する喜びでいっぱい!幸福感のある1冊だと思った。
07/02:ロワエ
03/08:にゃおん
09/16:sun
あの犬が好き。あの犬が好き。詩にあこがれるひとがいる。一冊の詩集にむけて詩を編みたいひとがいる。そうでなくても、好きだってこと、大好きだったてことを言うためにいちばんふさわしいやり方が詩であった、詩でしかなかったとしたら、それはとてもすてきなことだ。ことばをリズムに乗せることじゃない。行間を空けることじゃない。感じたことを、感じたままにいうことじゃない。あわよくば詩になればいい、そんなのはいずれ詩ではない。Perfume「Puppy love」が聴きたくなった
詩を通じて男の子が少年に成長する様子がゆっくり伝わってきました。それにしても金原さんはどこからこういう素敵な本を探してくるのでしょうね。
詩をとおして少年の気持ちが伝わってきて心が温かくなり、次第に明らかになるストーリーに切なくなりました。何度も読み返したくなります。
詩を書くことへの気恥かしさが喜びに変化する様子が素敵で、どきどきしながら読んだ。「表現すること」は難しいけれど人にとってかけがえない喜びなのだ。
読んでいくうちに少年に何があったのかが明らかになっていく。巻末に作品中、少年が先生に読んでもらった詩が掲載されている。それを読みながら再読すると、少年の心をより深く感じることが出来る。じんわりきます
04/05:じゅん
詩だけど物語になってる! こんな本は初めてでした。詩なんて女の子のものだよ、書かないよと言ってる男の子が、先生の読んでくれる詩に感動して!出てくる言葉を借りて自分の心を綴っていく。掲示板に貼ってもいいよ、でも名前は書かないで。男の子の心が直接手にとれるように、まっすぐ響いてくる。あの犬が好き。宝物のように、心にそっとしまっておきたい詩です。
03/12:benjamin
これはすごい。とてもさりげない本ですけど、私にとっての「今年のベスト10」入りは確実(今のところ)。「生涯マスターピース100」にも入れたいです。(2009年3月8日★★★★★)
大切に大切にしたい本がまた一冊増えました。30分もあれば読めてしまうけど、30分でこれだけのものが伝わってくるなんてすごい。あとこれ、少年の先生も素敵です。
01/30:はぴ
「いやだ/だって、女の子のもんだよ。/詩なんてさ。/男は書かない」から始まった詩が、こんな物語になっていくなんて。今年初めて読んだ本がこの本だということがうれしい。
12/11:ひかり
さすがクリーチ、最後まで目が離せず、期待通りの見事な展開。金原さんの訳もとてもよかったです。よい本です ★★★★★ この本に出ているいろんな詩が気になります。原詩とお勧めの翻訳詩集があったらどなたか教えてください!!
詩というものの可能性について考えさせられる本。詩はつぶやきになり、手紙になり、絵になり、ストーリーになり、それを作ること、読むことで心をいやしてくれるものだ、と感じさせられる本。
11/07:ましろ
読んでいくうちに少年の言葉が心にしみこんでいく感じ。
あの犬が好きの
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感想・レビュー:27件














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