ネクロポリス 上 (朝日文庫)
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ネクロポリス 上の感想・レビュー(1073)
読み始めはなかなか世界観に入れなかった。不思議な世界。ただ、どことなく優しいようなふんわりとした雰囲気がただよっている世界に感じる。読み進めるとハマってきました。そんな世界で起こった…。下巻ではどうなるのか楽しみ♪
まず何より装丁が最高!物語全体を包む空気に圧倒される。でも決して嫌ではなく、ミステリアスでどこかノスタルジックなアナザー・ヒル。社会がマジョリティによって形成される…本当にその通り。最初は「え??どうゆうこと?」という疑問も山のようでしたが、ジュンと一緒に段々とこの場所を、当たり前として受け入れていく自分がいる。上巻の終わり方がもう~、予想していたことではあったけどこうなるのね。一体いつからなのかとか、それがどう関係していくのかとか、散々謎をまき散らしているので、これは下巻も読まないわけにはいきません。
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【追記】夜に雹が降り、共に沢山の音楽がガンガン鳴り響くシーンは、三崎亜紀さんの「鼓笛隊の襲来」と類似していて面白かった!怖いんだろうけどちょっと体験してみたいなぁと思ったり。
ナイス!
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02/08 19:27
【追記】夜に雹が降り、共に沢山の音楽がガンガン鳴り響くシーンは、三崎亜紀さんの「鼓笛隊の襲来」と類似していて面白かった!怖いんだろうけどちょっと体験してみたいなぁと思ったり。
ナイス!
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02/08 19:27
懐かしい個人と再会できる場所「アナザー・ヒル」で起こる殺人事件をめぐった、少しホラーもはいったミステリー+ファンタジー。世界観も雰囲気も凄く好き。はー…恩田さんのファンタジーいいなぁ。そういう物語じゃないんだけれど、うっとりする。似たようなところにも行ったことないのに、ノスタルジーな気分に浸れるのも好き。下巻を一緒に買わなかったことを後悔した。
日英文化が入り交じった架空の場所、v.ファーの描写が好き。科学では解明できない現象が日常的に起きてて、そこでゆったり1ヶ月過ごすのはうらやましい。精霊とか、急にお客さんが来たりとかは怖いだろうけど…物語をつつむゴシックな雰囲気に憧れる。
イギリスと日本の伝統的な神事が混ざってて良い雰囲気。オリエンタルとは一寸違うと思うけど。お稲荷さんへの御供物がオムレツってのには笑えた。
登場人物が外人さんばっかなのに名前が日本人っぽいから何か日本のお話みたいで読みやすかった。アナザ-ヒルとかヒガンの風習とかすごくミステリアスで、表現・描写が恩田さんらかった☆まだまだ謎だらけ、というか謎しか出てきてないから早く下巻が読みたい!!
一見、完全なファンタジーの世界にも思えるが、心の奥底では、しっかりと現実との結びつきを感じる。アナザーヒルの世界に取り込まれそうになりながらも、第三者として、この世界の謎を究明しようとするジュンの探究心はすごい。これぞ、探究の徒。
亡くなった人に会えるアナザーヒル。そこで行われるヒガンに初めて参加する日本の青年、ジュン。しかし彼が参加するヒガンでは次々と異例な出来事が起こる。なんだかスピリチュアルなファンタジーだなと思ったけど、『血濡れジャック』の存在によってミステリーへと誘われた。何故か何度も読んでしまう作品。一気に世界に引き込まれるから直ぐに読み終わってしまう(=^x^=)
故人と再会できる街、アナザーヒル。とだけきくと、『いま、会いに行きます』 みたいなセンチでほっこりな物語を想像するが、さすがは恩田陸。日常とヒルを隔てる境界線上の鳥居に喉を切り裂かれた死体がぶら下がっている。架空の土地の文化を楽しみながら進む血腥い犯罪。そのバランスの妙が私たちを魅了する。
日本とイギリスの文化が融合したような、エキゾチックな地であるV.ファー。その地にあるアナザー・ヒルは懐かしい故人と再会できる……。ファンタジー&ホラーの世界観に、「血塗れジャック」の影がよぎり、ミステリアスでもある。次々と事件が起こり、ますます謎が深まるのにワクワク。上巻最後の一行、主人公とともに「冷たいものが走り抜ける」。
呼吸(読む速度)をがっつりとつかまれてしまった。不安が高まるシーンでは息が詰まり、討論では白熱するほどにページをめくるのが速くなる。続きが気になり、あっという間に読んでしまった。架空の世界だけれど設定が説明的ではなく物語を読み進めるうちにすんなりと入ってくるので、気づいたら楽にアナザーヒルを思い浮かべられるようになっていた。
恩田さんの描く異界は、湿度の高そうな濃密な空気感がたまりません。読みながら、まるでジュンを主人公にしたアドベンチャーゲームの中で、アナザー・ヒルをさまよっているような気分でした。物語の方もどんどん謎が山積されていき下巻が楽しみなんですが、恩田さんの異界モノって時々風呂敷が一部開いたままで閉じ切っていないことがあるので、ミステリーとしてはちょっと心配です。
恩田さんは相変わらず不思議な世界観造りが上手い。ジュンの困惑がひしひしと感じられる。下巻に期待。ところで、面食いな女性陣に少しイラッとするのは僕だけではないはず……
再読。『V.ファー』という孤島、『アナザーヒル』という聖地、これらの場所、これらに住む人々、文化のほとんどが謎に包まれている。特に世界から注目を浴びているのは「故人と再会できる」場所であること。これは事実なのか、偽りなのか、幻想なのか?文化人類学を専攻するジュンは厳しい入山許可をクリアし、未知の世界『アナザーヒル』へと赴く。日系人、イギリス人や原住人が住み、日英の文化が混在し、ノスタルジックでありながら新鮮で神聖なこの場所で鳥居に吊るされた死体が発見される。この世界感が凄くいい!下巻へ。
再読。恩田さんの本の中で一番好きな本です。日本と英国の混ざった独特な世界観にどっぷりハマりました。ひたひたと静かな怖さと、その怖さを楽しんでしまう奇妙な明るさ。風の音を聴いた時、自分だったらどんな音楽が聴こえてくるのかが気になります。
ちょびちょび読んでて、ようやく読み終わった。 まるっきりのファンタジーというわけでもないけれど、 現実的でもないし…なんとも形容しがたい不思議な話。 「彼岸」と「此岸」の狭間の場所。 前半は突飛な設定になじめずなかなか読み進められなかったけど (主人公もある程度、この世界についての前知識があるので 感情移入して読めないし……) 世界観に慣れて来るとだんだん面白くなってきたので、 下巻も早いところ借りて読もう。 ガッチ(日本でいうところの盟神探湯(くがたち))のあたりから面白い。
最初は、なかなか入っていけなかったけど、ガッチが始まったくらいからぐんと面白くなって惹きつけられた。先を読ませようとする勢いがすごい。ミステリーとホラーとファンタジーが合体した内容で、和洋の入り交じった世界観も流石と思う。夜ひとりで読んでいると薄ら寒さを感じてしまう・・・。
不思議な国のミステリーと言えばいいでしょうか。後半、事件が次々に起こって読む手がとまりませんでした。
不思議な世界観だけでも面白い。ラインマン、グレイ博士、黒婦人といった一癖ある登場人物が次々に出てきて楽しい。下巻でどのように決着が着くか楽しみ。
半分ほどまでは世界観と独特な用語を掴んでいくのに費やされるが、止まらずにどんどん先に進んでいくべし。すると、いつの間にかヒルにすっかり馴染んでしまっていることに気づくことだろう。非現実的で、博士やジュンの冷静なる疑心暗鬼が、当然そうあるべきマジョリティであるはずなのに、そうはならない。次々と起こる不可解な現象、解決しない事件、明かされる意味深な言葉。下巻でどのように紐解かれるのか楽しみである。
ネクロポリス 上の
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