カラシニコフ II (朝日文庫)

カラシニコフ II (朝日文庫)
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カラシニコフ IIの感想・レビュー(70)

02/04:ほくと
01/29:かんざん
01/03:amaneco
我々は、国家とは国民に幸福を約束してくれる装置でその条件を満たさない国家は粗悪品だと思っている。しかし国家にはもう一つ条件がある。安全である。日本に住む限りはるかに自分の生活域から遠く、実体のない鵺としか思えない『国家』というものが「カラシニコフ」というキーワードを介して静かに眼前に姿を現す。国内の治安を守ることさえできない国家の内情を知ることで、個人と社会との距離感についても新たな視点を得られる、前作に勝るとも劣らない労作。ネットではさんざんな評判の朝日新聞だが、クオリティペーパーの底力ここにあり。

10/30:オタダオ
前作ほどの衝撃はなかったが、アフガンやイラクなど身近なところが舞台となっていて興味深い内容だった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/04

09/16:Tamao
日本では普段気にもしていないが、「水と安全はタダではない」。いまだ国家が政治的単位として優位を保っている理由をカラシニコフから読みとく。国家が軍隊を有するのはつまり、国家の最低限にして最重要な役割が国民の「安全」を保障することにあるからだ。その力は外と内の両方に向くが本書では内にすら満足に発揮できていない国々が紹介される。国が安全保障を担う力が無い以上、国民が自衛するしかない。暗に国軍の重要性を訴えかけてくる一冊である。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/22

前作のアフリカに続き、アメリカを経て中南米へ、パキスタンからアフガニスタン・イランへ広がるカラシニコフを軸に社会・国際問題を掘り下げる。コロンビアのゲリラも、銃職人として偽カラシニコフを作るパキスタンの村でも、働く場所がないからと銃を手にする。対立する双方に売り、利益を上げるディーラー。「銃を買うのは戦争をする側ではなく、戦争をさせる側だ」という言葉が問題の深さを語る。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/20

南米コロンビアでのFRACとAUC双方のゲリラで使われている自動小銃は主にAK-47だ。押収されたAK-47(中国ノリンコ製)を原点として、AK-47の密輸を追う。コカインで取引されるAKは、主にアメリカ経由で来るもので、少数のAKをオルミガ(蟻)と呼ばれる小規模密輸で運ばれる。後半は中東に移り、手造でAKを作る村から、中東のAK所持率へと話は転る。国より民族としての結びつきが強いイラクでは治安の悪さから一家にい一挺がAKがある。米がイラク国軍でAKを採用した話等々。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/15

08/15:あうぐ
ソマリアやシエラレオネの内戦は、イデオロギーや民族主義の闘争ではなく、部族や軍事勢力同士のパワーゲームによるもの。 いかに三國志とさほど変わらない。より前段階かも。 国家の体を為してないんだから、いわゆる内戦、と表現すると違和感が。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/08

04/27:yokk
04/20:とば
04/19:もでまう
04/05:千鳥
03/28:カンザキ
03/21:Nash
単行本で読んだ本の再読。

12/12:ガジュマル
12/12:grun
11/28:わふわふ
10/02:zelda7
08/30:りでる
途中までiPodを聞きながら読み進めた。15,6歳のゲリラが武装解除し無抵抗のまま政府に射殺された描写に、息が止まった。十数カ国以上の銃弾が一箇所に揃う様は圧巻で、世界の暴力のゴミ箱だという現実を目前に突きつける。南米のコカインと同じくタリバンや北朝鮮もヘロインが背景にあり、輸入国での需要と原価の安さの差額が暴力の資金源に。「紛争」「局地化した戦争」は当事者にとっては「戦争」に変わりない。近代国民国家自体が問い直される現代において、国民国家以前の段階の国々はどうすればよいのだろうか。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/13

パキスタンのアフガニスタン国境付近に大量に武器を売りさばく村があるとは聞いていたが。ここではAK47の密造銃が平然と売られている。AK47がそれだけ簡素なつくりで優秀な銃だとの証でもある。この銃の設計者カラシニコフの言葉は、多少ネタバレも入るのでコメントで記載します。読んでいただけた方、どう思いますか?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(1) - 05/27
GaGa
「AK47はアフリカのシエラレオネで多くの命を奪ったから有罪だ。だからそれを作った私も有罪だ、という人たちがいる。でもその論理はおかしい。日本には素晴らしい日本刀がある。それで人が殺されたら、刀鍛冶は有罪になるのか」カラシニコフ85歳の誕生日の言葉。
ナイス!ナイス! - 05/27 21:17


05/05:ししゃも
04/29:イチ
カラシニコフを巡るもう一つの世界の旅。南米と中東編。アフリカ諸国に比べると国家社会としての基盤はしっかりしているが、だからこそ、カラシニコフはまた違った役割を果たす。利益のため、または民族意識のため、私説軍のようになり銃を持つ。さらにはそれを売り渡す人々。中国であり、アメリカであり、武器ブローカーであり……。そしてそのカラシニコフそのものも、密輸の際に通貨の如く取引材料となったり、アメリカの融和材料の一つとされる状況も含め、銃と国家の関わりを読み解くうえでは、1よりも踏み込んだ内容になっている。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 03/17

03/15:じょし
03/13:Kenny00h
02/09:風見草
01/20:U16
01/16:eMs
前作に続き、南米や中東に蔓延する「正規品でない」AK47の実態をレポート。治安が悪く、自衛のためには民間人が武装しなくてはいけないという、日本では考えられない実態。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/26

09/21:kokoberu
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カラシニコフ IIの 評価:49 感想・レビュー:17
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