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理由の感想・レビュー(659)
インタビュー形式の文章で、第三者の視点から当事者が何を考えて行動していたかがわかる。単純な謎ではなく、多数の人々の思惑が交錯した複雑な感情のひだに圧巻。
書き方が面白かった。宮部さんの本にしては短いので?ぎゅっと濃縮された感じでよかったです。模倣犯につながっていく感じがしました。
いつ読んだか忘れたが、初宮部がこの本で良かったと思った。一気読みした気がする。とにかく面白くて うーん て唸った。宮部のファンになった。
宮部さんの本って濃いですよね。人間関係がいつも交わり方が深いと、模倣犯の時も思いました。 面白かったです。ただ、疲れてるときに読むと、何が何やらわからなくなるかもしれませんね。
ルポ形式で事件をいろんな角度から見せていくんですが、書き込み力に圧倒される感じ。すごい。文体はわりと淡々としてるのに。テーマも含め、重量感のある読後でした。
今まで読んだ宮部さんの本とは作風が違くて驚き。インタビュー方式になかなか馴染めなかったねぇ。殺害動機に共感しにくかった。競売物件の話。偽装家族の話。嫁姑の話。
形式や文体が面白くどんどんと読み進めた。ただ肉付けは面白いんだけど根本の筋と感情の動きが私には合わなかった。読み終わってしまうと『何だか面白くなかった』とそんな印象でした。
誰がやったのか?ということより、どうしてこのような事件が起きてしまったのか?に焦点が当てられていた。登場人物の家族の様子が、細かに綴られていた。読み終えると、また最初のページに戻りたくなる。・・・ところで、表紙の人物は誰だろう?
幾度目かの再読。『火車』を読んだ流れで、本棚から引っ張り出して再読です。 占有屋の実態を描いた経済小説でなく、「家族」の在り方を描いた作品であることに気付いた今回でした。表題である「理由」は、様々に捉えられるでしょうが、今回私は「家族が家族である理由」でないかと思いました。各家庭、各個人それぞれ何かしらの「理由」を抱え生きてるんだと、青臭いことまで考えました。現代家族の在り方を問う!という大上段に構えた作品ではありませんが、何となく「家族」を考えたくなるそんな作品です。
「荒川マンション一家4人殺し」を巡る、ありとあらゆる事件関係者の独白を通して事件の「真相」が一枚一枚ヴェールを脱ぐように明らかになっていく物語。 背景が複雑なだけで事件自体は単純なもの。むしろこの作品のメーンテーマは「家族」。登場する多くの家族は、どこかしら何かの問題を抱えていて、いろんな在り方があるという事実。 加えて、僕らが「報道」として触れている「事実」の危なっかしさも印象的。結局真実なんて本人でさえ分からない部分があるアヤフヤなものなんだろうな。
分厚い本なので持ち運びが難しく、なかなか読む時間が取れず、読了に時間がかかった。でも事件真相が知りたくて 最後まで楽しんで読めた。砂川さんの人生って せつないなぁ〜
緻密な文章で、個々の人物の心情や背景が描かれています。しかし、物語として惹き付けられませんでした。火車が面白かったので読みましたが、この作品は少々疲れました。
荒川区高級マンション一家四人殺人事件。しかし部屋で亡くなっていた4人は、そのマンションの住人ではなかった。。関係者へのインタビューのように書かれた作品。「何で!?誰!?」って感じて入り込めた。何かTVで見た気がして調べたら…やっぱりドラマになってた。再放送しないかな。。最近「なんで!?」って思うような不特定多数を標的にした殺傷事件が沢山ある気がする。そんな犯人の生い立ちとか生活とかを知ったら犯行理由が分かるのかな?気持ちは分からなくても。。
事情聴取を読んでいるような感覚で感情移入しずらく、読むまでにかなり時間かかりました。内容は考えさせられるものでしたが、中盤以降読むのに疲れてあまりぐっとこなかった。。内容そのものはもしろかったです
まるでノンフィクションを読んでるかのようなリアリティが凄いと思った。結局どんなことでも本人でしか分からないことがいかに多いか。日々、見たり聞いたりするニュースがどれ程危ういもので、欺瞞に満ちてるのか、疑いだしたら怖くなった。
荒川の高層マンションで起きた一家四人殺し。しかしそこに住んでいるはずの家族はほかの場所で暮らしていた。殺されたのは誰か、殺人者は誰なのか。事件はなぜ起こったのか。家が、家族が、そして人が徐々に壊れていく。
いろいろな人の理由により事件が起こっていく様子をいろいろな人からの視点で話しが進んで行きだんだんと事件の全貌が分かっていく。今までなぜか宮部みゆきは敬遠してきたが、読みごたえがありました。
それぞれの「理由」がとても現実味があり迫力があった.「金だけ持って逃げる気だった」と考えるのか,それとも「3人で暮らす気だった」と考えるかで,事件の印象は随分と変わると思った.
宮部さん全開!という感じ。小説だけど、ドキュメントを観ているような気分でした。インタビュー形式で進んでいくので、登場人物が多くて多少わけが分からなくなったりはしましたが…おもしろかった!分量の割には読みやすいと思います。 犯人や被害者を掘り下げていく小説とはちょっと違うためか、単なる傍観者というか視聴者?のような気分です。事件に関係はないけど一部始終は大体知ってるっていう。読んでいるうちにどんどん引っ張りこまれて、後半はページをめくることすらもどかしかった。
関係者それぞれのインタビュー形式だから、いろいろな角度から事件を見るのは面白かったと思う。食堂の弟さんの葛藤は長すぎた気がします。
理由の
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