ねたあとに
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ねたあとにの感想・レビュー(247)
おんぼろ山荘の夜のゲーム。マージャンやトランプと言った「定番」ではなく、手作り感プンプンの自作ゲーム。タイトルは「自分が寝た後に皆で楽しい事をしてるんじゃないか??それは口惜しい」と言う事らしい。 「顔」の巻物が巻頭付録で折込みになってりしたら完璧だったのになぁ。
どうでもいいことってたのしいよね。長嶋有を読むと、学生時代のばかなことして笑ってるときの気分になる。顔とこれはなんでしょうはぜひやってみたい。
コモローの別荘で過ごす山の夏。よくこんな遊びと雰囲気を描けるなあ(笑)くだらなくてだらけて馬鹿らしいけど真剣で。しかもコモローはただ下らないんじゃなくてちゃんと面白いしセンスがある。「ムシバム」とか遊びの数々とか。印象的だったのは「それはなんでしょう」の最中でエミさんだけが、まだ見ぬ世界を恐れずにっていうところ。にしても「それはなんでしょう」がやりたい。昔小学生とか中学生だった頃の修学旅行で、すげー寝るのがもったいないな。と思ったことを思い出した。
大人のゆるいやりとりに顔がついにやけてしまう。現実がモデルな事もあるが、作者の分身であるコモローがセンスの問われる遊びやムシバムの勘所を説き、これもまた或る意味作者の分身でもある語り手のクロコがそれを咀嚼し解説する、この二段構えの仕組みによって、ゆったりした雰囲気の中にも自意識と自己主張が強めに出ている作品になっていると思う。それが別に悪いとかではなくて、小説だけどブルボン小林的側面が強いと言い換えたほうがいいかもしれない。できたら間取り図はそっち側じゃくて裏のページにして欲しかった。「総じてカビくさい」
お薦め戴いて読む。何とも不思議な空気感。大人たちが小学生のような、いや最近の小学生よりずっと原始的な遊びに興じる。小説を読んだというよりは、“ちょっと文学ぜんとした日記”を読んでる感覚。()書きが多いのが印象的。そして生活感があるんだか無いんだかよく分からない環境だなぁ(笑。この中では「それはなんでしょう」が一番楽しそう。
快適とは言い難い山荘で夜な夜な手作りゲームに勤しむ、そんな話。特に何も起こらない、それが良いです。
「俺が寝た後に、皆がものすごく楽しい遊びとか会話をしていたら悔しいじゃないか」(本文より)「ジャージの二人」の山荘に集まって自作のゲームで遊ぶ、ゆるゆると過ぎる時間。この空気、いいね。じわじわと面白いんだけど、具体的にどのへんが面白いかと聞かれると、少し困る。
山奥の家(別荘?)に避暑に集まって身近にあるものでつくりだされたゲームをして過ごすというお話。人間関係に何か進展があるわけでもなく、ただ遊んだ記録がつらつらとかかれているという感じで最後のほうは流し読みしてしまった。短編だったらおもしろかったかも。
家庭で遊べるゲーム本という文芸書。ふとんはカビ臭く、虫と共存するような、私自身はぜったいにこの山小屋に行きたくないが、家族・仲間と暇な時間を過ごせる彼らを羨ましく思う。長嶋有さんが好きすぎてしぬ。
このゆるゆるした本は、何なんだ!!皆様の感想を参考に借りてみましたが、Hitな作品でした。登場人物たちのキャラクターや台詞に、ついつい吹き出しながら夢中で読破♪手作りゲームに参加してみたくなっちゃいました(笑)ヒキオ君の謎かつ独創な発想が素晴らしい~何気に装丁の方が登場するあたりも粋な作品であった。
山荘に集まって夜な夜な手作りのゲーム。虫が出れば「ムシバム」の写真を撮る。毎年繰り広げられる変わらない光景。ゆるゆる〜なこのまったりとした空気感・・・う〜ん、なんだか好き。不便さを楽しんじゃってる感がいい。なんか最近の本にはない新鮮さというか斬新さ(笑)なんか肩の力抜けたような〜(笑)楽しめました。
最近「それはなんでしょう」という遊びにハマっているのだが、元ネタを知らず、慌てて読んだ。今までエンタメ的な作られた面白さの物語ばかり読んでいたから、このユルユルな雰囲気、新鮮!じわじわ来るなぁ(ニヤニヤ)小さい頃はこうやって何にもない所からゲーム作ったっけ。冒頭の間取り図からしてムダに細かくて面白い。例:「あまり手を合わせてもらってない仏壇」「アルミサッシ(たいへんなコツがいる)」「冷蔵庫、下は鼠の巡回場所」「パロマの(回収対象ではない)瞬間ガス湯沸かし器」「白く塗って途中でやめた合板の食器棚」
作家ナガヤマ(トイレ)コモローのWeb担当である久呂子さんの視点を通して、コモローや彼周辺の人物、ひいてはコモローとニアリーイコールである作者の長嶋有(=ブルボン小林)を(読者が)面白がる小説。今までの長嶋作品を読んでいれば読んでいるほど面白がれる場所が増える(『ジャージにて』・装丁家ナクイさん・Z出版・オーエ賞)。『文学2010』所収の短編「戒名」ともリンクしてますからそちらもどうぞ(ヒキオ君あらわる!)。なにより読書メーターのコメントが素晴らしいのばかりなので、いい読者を持ったなぁと感心(上から?)。
楽しみを何もないところから生み出せる人はすごい。 こういう発想はなかなか出来ないです。「顔」は自分でもやってみたいと思った。
驚くことやロマンスはなにもない。あるのは、あ、こんな瞬間ある、という共感の連続。虫がやたらでるロハス感のない田舎の家のあの感じ。眠たい大人のグダグダぶりがいい。
時折妙にハマり、笑いが止まらない。自分の中に存在してた大人の定義みたいなものが、読みながらホロホロ崩れていく。心地よい^^『今日び、大人は絶交なんかしない』(笑)
読友さんオススメ本。運良く出合えたので手に取りました。全く予備知識無しでページを開いたら・・・第一声、いや第一思考?は「何だコレ??」。話が全く始まらない!読めど進めど始まらない!小説というより大人の遊びを覗いている感覚です。一気に読む作品じゃなかったと気付いたのは、疲れてきた終わり頃(笑)不思議な魅力がありました。
cinelli_neroさんからのオススメ本。特別なことは何もなくダラダラと繰り広げられる会話や遊び。実はこんなところにあったんだ人生の喜びって。大学のゼミ合宿の夜を思い出して改めて納得。アナログで面倒臭いけれど味わい深い、日常の一直線上にある遊び。そこから得られる喜びや幸せな時間が、現代の高速で受動的なエンターテイメントに侵されてしまわないことを願う。
cinelli_nero
気に入ってもらえたようでよかったです。学生のころ思い出しますよね。大人になってもこういう時間をつくりたいものです。もっと売れて欲しい本なのですが。最近漫画化されたらしいですよ。
ナイス!
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12/06 20:13
気に入ってもらえたようでよかったです。学生のころ思い出しますよね。大人になってもこういう時間をつくりたいものです。もっと売れて欲しい本なのですが。最近漫画化されたらしいですよ。
ナイス!
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12/06 20:13
楽しかったぁ。ゆるさ加減が絶妙。室内ゲームの天才コモロー氏一家といっしょに遊びたい。
何だこれ!すっごく面白い!簡単に言えば、「いい歳した大人たちが夜な夜なゲームをしている話(夏の山荘で)」なのだが、それだけなのにすごくいいのだ。登場人物の素敵なことといったら、もうここ最近の読書の中で抜きんでてトップ。虫と同居しなきゃだし、携帯は私はドコモだからいいけどネットはアナログだし、洗濯物は乾かない。だけど、涼しく(むしろ寒い)て楽しい夏の山荘。私も行きたい、参加したい!勿論ゲームが魅力的なのは言うまでもないよね。一家に一冊必携のレク本ともいえるなー。
ああ……、やっぱり俺はこの作家の作品に流れているこのゆったりとした空気感が苦手なんだなあ、と思った。ぐだーっとした展開も魅力なんだろうけれど、俺はそれがどうにも苦手だった。山荘でたわいもない遊びに耽る大人たちを描いた、”大人の青春小説”なのだが、確かに大人の青春小説だった。こんな遊びがあるなんて知らなかった、というものばかり。「ケイバ」なんて、いつか一回やってみたい。さぞかし盛り上がるだろうなあ。深夜のテンションだと特に。「顔」とか「軍人将棋」もかなり面白そう。「顔」なんて鉛筆と紙さえあればできるわけで。
ああ、楽しかった。楽しければいいじゃない、と言われた感じ。これが新聞に連載されていたのかと思うと、なんかすごい。作中のゲーム、『それはなんでしょう?』を実際にやったみたけど、アレは楽しい。『顔』や『ケイバ』なんかも楽しいだろうな。一年に一回読みたくなるような気がする。久呂子さんが毎年ナガヤマ山荘に行くみたいに。
『ムシバム』が本作を象徴しているような気がしている。遊び自体を書きたかったのではなく、大人が遊んでいる様を通して何かを表現したかったのかなぁと。
おもしろかった。虫は出るし、サッシのしまりの悪い山小屋で過ごす夏の光景。独特に考案されたゲームでただ遊んでるだけで、なんの事件も起こらないのですが なぜか不思議と引き込まれます。「オレが寝た後に皆でものすごく楽しい遊びをしてたら悔しい」ような、閉じるのが惜しい本。
この本大好き!空気感がたまらない。それぞれ好き勝手やっているのにとても優しい雰囲気がながれている。その空気に読者である私もとっぷり浸かれて居心地が良い。ずっと読んでいたくて、読み終わるのが勿体ない。一夏が終わる度、本の残りが少なくなるのを自覚する度休日が終わってしまうような焦りを感じる。
懐かしい気分になりました。学生の時の夏休みみたいな、なんか平和で幸せでタラタラした感じ。そういう時間を一緒に過ごしてる様な気持ちになれます。
最初から最後までゆる〜〜い、まったりな雰囲気がずっと続く。毎年、夏になると虫や鼠がいつもでてくる山荘で『ケイバ』や『顔』などの遊びに耽る大人たち。読んでて登場人物たちが心地良さそうで仲間に入りたいと思ってしまう。是非とも『顔』はやってみたいなぁ。
山荘で個性的な大人達が集い、夏の時間を独創的な遊びに費やす。それだけの事を綴った小説なのだけど、何とも言えない緩~い空気感がたまらなく良い。全篇通じて、ずっと緩~い時間の流れの中で遊び続ける人達は正に「大人の夏休み」という雰囲気で魅惑的。仲間に入りたくなる。"心の恋人"をパーツごとに作る「顔」、是非友人と試してみたい。
まず紺色まじりの黒い背表紙に浮かぶ金色の文字にうっとり。こういう装丁に弱いのだ。山荘でオリジナルゲームに耽る大人たちの話なんだけどゆるい空気がいいなぁ。そして夏に読んだせいかこれから夏が来るたびに「あの山荘では今頃・・」と実際行ったことがあるみたいに思い出しそう。「顔」やりたい。
やっぱり長嶋有好きだわ~。としみじみ呟いてしまう一冊。電車の中で読んで吹き出す、ニヤニヤする。「それはなんでしょう」の時だ。すっかり私も一緒になって「それはなんでしょう」を遊んでしまっていた。田舎育ちながら虫は苦手。そんなヤボなこと聞くなよ・・・・。【図】
真夏の東京の狂った暑さを避けて、とある高地の山荘に集まった人々。こんな時に、こんな所で、こんなことをするなんて・・・いやん。呆れられながらも、彼らはただ遊びたいのだ。勝手に遊びたいのだ。味わう避暑気分は、カギカッコつきなんだから。何も特別な事は起きない。やーだー。最後の数ページを捲りながら何度もそう独りごちた。そして目を閉じた。涼しいなぁ。何かに気付いて目を開け、気付き終わったのでまた目を閉じた。ねたあとに・・・いやん。
いつまでもずっと読み続けていたい作品。ほっこり、うだうだ。作中で繰り広げられるうだうだながらも凝った遊びたちに私もまざりたくてしかたがありませんでした。「ジャージの二人」と合わせて読みたい。
ああ、読み終わってしまった…。読了後のこの寂しさ。いつまでもだらだら読み続けていたかった作品。夏、とある山荘に集う人々が、夜が更けるまでローカルゲームでひたすら遊ぶ、ただそれだけの話。ラブもハプニングも何も起こらない。だけど、面白い。いい大人たちが、緻密なルールに従って本気でゲームに没頭する。くだらないけれど、つい笑ってしまう。読んでいるうちに、自分が語り手である久呂子になり、コモローたちと一緒に山荘にいるような気分に。何とも素敵な読書のひとときでした。わたしもブレーカー落として「ヤシマ作戦!」言いたい!
手もとに置いて読み返したくなる本。読んでる間、久呂子さんと同じく山小屋へお邪魔してる気分で楽しかった。「ジャージの二人」(出来れば「夕子ちゃんの近道」も)読んでからの方が、より楽しみが増すような。あと、ムシバム!是非検索してみてください。
ねたあとにの
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感想・レビュー:110件















































