性犯罪被害にあうということ
性犯罪被害にあうということを読んだ人はこんな本も読んでいます
性犯罪被害にあうということを追加
性犯罪被害にあうということの感想・レビュー(148)
「見てはいけないものや見ないほうがよかったものを知ってしまうこと、これが被害者の一番のダメージなのかもしれない。」著者の場合、家族や友人との関係か。身近な人が被害にあったとき、どうすべきなのか。考える。
★★★★。表題通り、著者がどのように性犯罪被害に遭い、身体ばかりでなく精神にも拭い難い傷を負い、そこから人生の歯車が狂ってしまったのかをつぶさに記録した一冊。この問題が根深いのは事件そのものばかりでなく、そこからボタンの掛け違いのように著者の心に襲いかかる周囲との感情の齟齬なのだろう。まさにその孤独感、感情の行き場のなさのやるせなさは痛切極まりない。レイプを始めとする性的虐待こそ最も卑劣で唾棄すべき犯罪であることを改めて感じさせられる。著者の勇気と使命感にも敬意を表したい。
今年履修した異なる2つの授業で参考文献に挙げられていたので、立ち読みですが読了。性犯罪はタブー視される問題であり、二次被害三次被害を受けたくないために泣き寝入りせざるを得ない被害者が本名を出して告白。それはこの社会で難しいことであり、けれど本来ならば知っておかなければならないことだと思う。繰り返し「他人は被害者の気持ちなんて分からない」のような文章が出てくる。確かに本当に理解できるかと言えば難しいけれど、被害者側のことを知ることはできる。レイプを罪名の強姦と言わずに乱暴やイタズラと言葉を変えて表現すると、
男女を問わず、レイプが加害者ではなく被害者にとって恥ずべき出来事で秘匿すべきだという社会の風潮は、男性優位社会で培われてきた偏見ではないかとわたしは疑っている。著者の母親との認識のズレは、母親の中の一般常識と娘の行動にズレがあったからだと思われる。なにより事件の被害者の側に立つべき事の大切さを感じる。一般常識、それまでの自分の考え方を疑い、被害者がどのように感じ、どうしたいのかを考えるべきであろう。
PTSDにならないほうが可笑しい、のセリフはもっともだ。レイプという事実は時間が解決してくれるのは確かだが、その間にネジれた家族や恋人、友達のと関係性はなかなか戻らない。この話の場合、初期治療?の方法として、カウセリングや自助団体への助けを求めることが遅れたのが、良くない方向へと向かった気がする。警察でも、事情聴取の後、ちょっと気を聞かせて、教えてくれれば良かったのにね。
前に買っていた本だけれど、今になり読了。やっぱり゙、性犯罪゙という複雑な立ち位置を把握して、加害者には刑罰と治療(医学療法)を、被害者には心身ともに痛みを取ることができるような改善をしなければ、と節に願います。
大事な人が手の届かないところで卑劣な犯罪に遭われると、守れなかったことが本当に悔しくて無力感に苛まれると共に、何故そんな無防備だったのかと責めたくなる。そんなことを思い出した。つまりしんちゃんや父親に近い立ち位置、心情だったと思う。言われた側は疑義を差し挟む余地はなく、無力感の中でただただ聞くことしかできず、心理的な袋小路に追い詰められて本当の被害者への配慮も出来なくなっていく。この本を読んで被害者側の心理を僅かばかりでも知ることができて良かった。
簡単な文章ですぐ読めます。その簡単さゆえ、淡々と冷静に語られている印象ですが、その分ここまでくるのには深い悲しみがあったのだろうと思います。
どんなことも経験しないとわからないし、経験したからこそ、言えることもあると思うけど、内容が内容だけに、著者の本にすることの勇気に感謝したい。この本を通じて加害者や被害者が世の中から減ってもらうことを祈る。
授業の紹介があって読んだ。家族それぞれの想いが伝わってきた。性の問題って難しいのかもしれないけど、隠されていいことではないと思う。男性に読んでもらって感想聞かせてほしいと思った。
年齢性別犯種に関わらず他人の『人権』を踏みにじる行為は重罪だと思います。ただそこに性の問題が絡むと途端に口をつぐんでしまうのが本国・日本。児童虐待でも性的虐待を低く見積もったり、性暴力被害者の傷を顧みなかったり、まるで『性に関する事は個人や家庭の問題です』とでも言いたげなくらいに無関心と言ってもいい。ひどいと被害者まで蔑んだりしてね。性を隠す、あるいはタブー視する風潮を残す日本では、それを犯罪と結び付ける土壌さえできてないってのが現状と言えましょうかね。→
タイトル通り、著者がレイプ被害にあってからの事が語られている。それまでの生活が一変してしまい、家族や恋人、友人と普通に接することもできなくなってしまう。そこから脱するまでにすごく時間もかかるし、なんとか理解し合えても心の傷は永遠に残る。本当に何と言っていいかわからなくなるけど、読んでよかったと思う。
たぶん立ち読みしたことあった本。被害に遭わなければ絶対分からない気持ちだと思いますし、私も同じ女性として、もちろん性犯罪は無くなってほしいと思います。犯人は軽い気持ちでやってるんだろうけど、被害者にとっては一生の傷になります。感想はうまくまとまりませんが、強く憤りを感じます。
確かに性的被害にあった人は、泣き寝入りになるパターンが多いのが今の世の中の現状かな、というイメージがあります。私自身、そんな相談をされたとしたら、やはりかける言葉もなく困ってしまうと思います。そういう風潮がよくないにしても。こうやって、こういう本が出て、どれだけ心に傷を負ってしまうことなのか、どれだけ酷いことなのか、そういうことを世の中に認知させてゆくことは、いろいろな意味でとても有意義だと思います。やる側にとってはひとときのことでも、やられる側にとっては一生を左右してしまうこと。その重大さを誰もが知るべ
大切な人に起きた時にどう接すればと読後思った。勿論、そのような準備などできようもないが「彼女の言動に関し、正しいとか正しくないということは無意味である」 できることは耳を傾け、必要ならば意見していくことしかできないのではないか? 癒すことのできない病に関し考えさせられる本でした。
壮絶。中学か高校の授業で読ませるべき。 彼女たちに対して僕は何も出来ない。自分の不甲斐なさを知る。 大事なことなのになかなか外に出されない情報なので、社会知として共有されるべき本。
レイプものって小説にもAVにも?当たり前のように1ジャンルを成してるものだけど、女性の自分としては想像もしたくないし、文字通り身の毛もよだつ経験だと思ってます。それでも、事件後ずいぶんたってもフラッシュバックが襲ってきたり、精神的に不安定になったりするっていうのには驚きました。よく「魂の殺人」といいますが、そのとおりなんですね。自分はそろそろ対称を外れる年代になってきたけど、本文中に「おばあちゃんが兄の友達に教われた」とかもあったし・・・。冒険気分で手を出したりしないよう、もっと厳罰化してほしいです。
犯罪の被害者でありながら、身内からさえ「隠せ」と言われてしまう被害者。そりゃ辛いよね。レイプは人としての尊厳を傷つける犯罪、魂の殺人だと、考えた。性犯罪被害にあうということがどういうことなのか、多くの人に知って欲しい。
表紙を目にして「容姿が美しい人だけが被害に遭う」というレイプ神話に信憑性を与えてしまうのではないか、と危惧したが、本文にはそんな考えなど吹き飛ばされてしまうほどの現実が綴られている。ぜひ男性に読んでもらいたい。
著者は必死に考え、行動を起こし、その時々の辛さと向き合って自尊心を取り戻したのかな…と思いました。被害者の心がよく伝わってきました。また、こんなに傷ついても人間には回復していく力があるのだ、と気付かせてくれる本です。
決して上手い文章ではない。時系列も構成もめちゃくちゃ。だからこそ、本人の生の声だと感じる。
被害者の気持ちなんて分かるわけがない。だからこそ語る・伝えることの重要性を教わった。表紙の毅然とした写真と、本文に何度か登場する「放たれた矢のように」という言葉に賞賛を。
裏表紙のしゃがみこんだ写真に、胸はいたむ。
. #BOOK 落合恵子の力作「セカンドレイプ」にもあるように実名で性犯罪被害を語るというのはたいへんなこと。また著者自身、事件後は日常生活に様々な支障を強いられたという。実状が広く知られればと切に願う
大変意義のある本だと思う。かなり後まで家族の応援や理解が得られなかったことに驚いた。性被害は見た目に分かるものではないし、本人が言わなければ周囲が知ることも無い。その上、公表することによりセカンドレイプを受けることもある。本を書いたことで2000人以上の被害者からメールが来たらしいが、被害届を出したのは20人。今後の著者の活動を応援したい。
二次被害が及ぶ範囲の広さにびっくりした。一番わかってほしいし支えであってほしいはずの家族の言葉や態度に愕然とした。なんかいろいろ考えた。読んでよかった
足がない人には歩けとは言わないけど、心の病の人には働け、甘えるなと言う。確かにその通りだと思った。もっとひとりひとりが、理解していかなきゃ。
性犯罪被害者は、二次被害にこんなにも苦しめられているんだと初めて知った。法の不備など色々問題はあるけれど、一番は周りの理解なんだな・・・・。「忘れたほうがいい。ほかの人に話しちゃダメ・・・・」きっと本人によかれと思ってかけた言葉が、これほど本人を苦しめているなんて・・・・・。大切なことは「共感すること」・・・・・。本人の言葉に耳を傾けることなんだと痛感。
裁判員裁判で初の性犯罪審理もつい最近行われたばかり。裁判員に選任されたらぜひこういう被害者の声を沢山聴いてもらいたい。犯人にとってはちょっとしたいたずらだろうが、被害者は1日とて忘れることはできないのだ。
性犯罪被害にあうということの
%
感想・レビュー:67件














ナイス!
































