文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)

文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)
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文学部唯野教授の感想・レビュー(472)

何度読んでもおもしろい
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/14

アンチ・アカデミズムというか、大学という教育現場における一種の権力闘争を、妄想にあふれた筆致のストーリーが疾走するのと同時に、唯野教授によるポップかつリベラルな「文芸批評論講義」が進行していくというメタフィクション。大学教育や文壇に対する批判であったり、何人かの作家に対する皮肉めいた暗喩も垣間見えて実に面白かったです。ついには著者自身も作中に登場して、パロディのパロディという展開になるあたり、まさに万華鏡のような楽しさを覚えました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/06

かなりの人気なので購入。講義の内容はなかなか難しかったけど、一週間もしない内に読み終わるほど面白かった。筒井さんってすごい。他のも読んだけど、なんか時間を忘れるのねー。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/06

筒井らしい下世話な大学教授パートと、ポップな文学理論パートの2重奏 文学理論パートに期待して読んだんだけど、これ読めばばっちりってもんじゃないよね、さすがに 文学批評理論はテキスト形式至上主義と文学性至上主義をゆらゆらと振れながらココまで来たって感じと読んだんだけど合ってる?

脱構造主義についてかなり分かりやすく教えてくれる一冊。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/20

再読。大学を舞台にしたドタバタ喜劇と、いわば「筒井版寝ながら学べる文芸批評理論」とでも言うべき講義録を一緒にまとめて小説にしちゃったようなとんでもない本(笑) 今となってはわかりにくい時事ネタもあったりするけど、腹抱えて笑ってしまうこと請け合い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/29

いろんな意味で面白かった。勉強にもなって笑える作品というのは希少だと思う。文学批評がここまで奥の深いものだとは思わなかった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/25

文学批評目当てが読んだが、大学での話がおもしろく何だか得をした気分。 他の作品を読んでみたい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/05

初めて筒井康隆さんの作品を読んだが、面白い!この作品に出てくる大学教授のキャラクターが最高に面白かった。また、唯野教授の講義もあって勉強になりました★
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/04

大学裏事情と文壇と文芸批評の在り方をまとめてバッサバサと斬りまくった風刺小説。ユーモラスかつ分かりやすく文芸批評体系を解説してくれる講義パートとブラックジョークたっぷりの現実パート、それぞれで筒井康隆らしい魅力が爆発していて素敵な作品でした。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/22

この大学裏話はどうやってリサーチしたのだろう?
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/16

印象批評からポスト構造主義批評まで一通り書かれています。それだけじゃなく唯野教授始め登場人物が面白いですね。こんな人たちが学内で権力闘争しているのですね~。印象批評についてはこれは文学ではなく普段の生活でほとんどの人がこういう考え方してるんじゃないの?って思いました。そりゃトラブルは絶えませんよね。個人個人がイデア主義みたいな。仕方ないのかな(>_<)
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/08

詳しい話は筆者も紹介しているテリー・イーグルトン「文学とは何か」がおすすめ。しかしこれだけ軽妙に難解な物事を語れたらなぁ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/06

文学批評を紐解きながら小説を展開する作品。筒井康隆やべえと思いながら、読書と文学学習同時にやる妙な読書体験になった。記号論と構造主義の章の講義パートは知ってる人が多く本田透の世界の電波男を思い出しながらすぅと読めた。

軽妙!/物語パートもハチャメチャで面白いけど、やっぱりメインは講義パート、唯野の饒舌っぷりだと思う。後期の講座、ぜひ聞いてみたい。/入門書としての価値について。予備知識なしでも大体の流れは分かる。面白いけど内容は難しい。知ってる人が出てきたときに「おっ」って思うのが一番良い読み方だと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/30

久しぶりに再読。物語パートの方はこの作者にしてはおとなしめ。やはり講義パートが面白い。後期は始まらないんだろうなあ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/20

予備知識なしで読んだので、文学批評史と大学教授の日常がパラレルで進んで行く構造であることに3章くらいで気付く。「文学とは一体何ぞや」という問いに筒井さんらしいユニークな方法で取り組んだ小説かと。構造的に小説を理解しようとするのはひとつの読み方ではあるとは思うけれど、個人的には素直にストーリーを消費する幸せな一読者としての位置に留まりたいので、批評講義についてはななめ読み。大学の学内政治のカリカチュアは痛烈で筒井節炸裂という感じ。しかし特に興味が無いのでピンと来ず。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/11

もう少し理論と小説とがシンクロしているのかと思っていたけどそうでもなかった。理論パートは流し読みできるほど簡単ではないし、だからといって線ひいたりノートに書きだしたりするなら普通の概説書読んだ方が理解しやすいので、小説と学術書が合わさって二度おいしい!とは思わなかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/27

カバーを外した時の装丁がシンプルながらも色調が美しい。まるで学術書のよう。物語と講義が並行的に進んでいき、両手を引っ張られているようにぐいぐい読み進めさせられてしまった。ソフィーの世界ならぬタダノの世界。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/20

大学に入る前もしくは1回生の頃に読みたかった。そしたら充実度が全然違っていたのに。4回生で読む私は遅すぎる。。文学理論の入門書として超オススメです。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/16

大学という象牙の塔に住まう教授たちを散々コケにした面白い話を読みつつ、文学批評史の概説も読めるという一石二鳥な本。超が付くほど非常識な教授たち。大学という組織の運営方法。ちょっとしたロマンス。練馬のフランスからの帰国劇。新たなる文学批評の提示。結局理屈をこねくり回してるだけにしか思えない批評史。一応常識として知るべきなんだろうが、本当に理屈をこねくり回してるようにしか聞こえなかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/14

スラップスティックな筒井節。批評家へのdis。文芸批評論。からの問題提起(「虚構の、虚構による、虚構のためだけの理論というものがあり得るかあり得ないか」)。そうした理論の構築は唯野教授の野望であると同時に、『虚人たち』以降、筒井の小説の主題でもある。こんないくつものテーマが重なり合った、筒井康隆ミルフィーユ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/13

正直かなり難しかったんですが>< 日常編と講義編の切り分かりが突然でこんな書き方にびっくししました。他の誰にも書けない筒井ワールドでした!^^

難解そうな雰囲気で長らく積ん読状態だったが、読んでみれば正に筒井ワールド。エラいはずの教授連の俗物ぶり、ダメさ加減に呆れつつも笑える。でも唯野の乗り乗りの講義もやはり難しい。半分も理解できたかどうか…
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/01

【★★★☆☆】文学批評の講義の部分は文量を絞りながらも批判点を交え要点を押さえていくのが良かったですね。『文学とは何か』を大いに思い出しました。/小説部分は奇抜さを強調しすぎた風刺になっていてあまりに実感とかけ離れていることが、また作者のノリが合わなくてイマイチ。でも気軽な入門書としてはお勧めしたくなるものがありますね。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/31

再読。ただし何回も何回も読んでいる。

仮名になってない仮名に吹く。これは見事なメタ小説であり、小説の形を借りた「黄色い砂」とも言える。講義部分だけでも読む価値はあるが、分かり易さゆえの陥穽、即ち「分かった気にさせられる」点には注意が必要かも。戯画的に誇張された教授たちによる学内政治のパートも大変面白いし、大学生の時に読みたかった。経済学部だったけど。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/20

eve
唯野教授に周りの話と唯野教授の講義のセットで一章という構成がおもしろかった。唯野教授の文芸批評の講義の口語的な説明は大変わかりやすく為になった。ストーリーの方も大学の学内政治や学外からの干渉をドラマティックに描いており分かり易かった。なにより唯野教授のキャラに陶酔させられた。割とあんな大人になりたい。

榎本奈美子。マスコミの寵児にされるとずっと助教授だったり、教養課程しか教えられなかったりする。教授になるのは起用論文を六本書くのが条件。出世するために接待しまくる。講師職が欲しくて近づく新聞記者。文芸批評で最初に使われたのが美学理論、「象徴」という言葉を繰り返す。印象批評は常識で小説を判断する。スクルーティニー派は文学から社会的な問題を読み取る。新批評は詩を解剖してそれぞれの表現の役割を見つける。ロシア・フォルマリズムは文学の構造に着目して異化や差延を読み取る。受容理論は内包された読者がどう読むかを分析。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/04

面白かった。小説に対する批評、に対して小説で批評をし返している感じ。小説で批評に喧嘩を売っているとも読める。こんなことができてしまうなんて、流石は筒井康隆ですなあ。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/02

筒井康隆氏らしい小説だった。文芸批評論は、コンパクトに興味深く展開されている。そして、氏らしいドタバタ劇。楽しめました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/26

文芸批評論に関する小難しいことは置いといて、抜群におもしろかった。これはもう執筆された時点で筒井康隆の手元を離れ、完全に唯野教授という一人の人物によって書かれた作品として存在してしまっているような感じ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/13

初めて読んだ筒井康隆作品。ドタバタ面白い、比較文学の講義も復習のような形になった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/10

ストーリーの方はいつものドタバタ劇で、普通に面白い。批評理論については読み飛ばしてしまったのでこれから三色ボールペンで線を引きながら読みます。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/30

こんなにも面白い講義が大学にあるわけない
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/27

教員側から見た大学内のゴタゴタ、権力争いを風刺した物語と、唯野教授が講義する文学理論が交互に語られる。ゴタゴタ部分はさすが、筒井康隆、かなり笑わせてくれる。講義部分は予備知識がないと少々難しいところもある。理系の私には半分も理解できなかった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/20

ちょっと読みづらいかなぁと思ったけど思いのほか読みやすかった。批評の部分は難しかったけど物語なおかげか次々とページが進んだ。これ続きあったらいいのになぁ。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/15

現在も必読書のポジションを維持しうる文芸批評入門の名作。機会があれば必ず再読したい。奥泉光のクワコーものにおける大学内のグダグダ描写は、おそらくこの作品が元ネタになっていると思われる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/12

再読。初めて読んだのは高校生の頃。当時は唯野教授の講義部分が難しくて注釈を読んでも訳がわからなかったのだが、今読むと30%程度は理解した気分になれた。書かれたのは20年程前なので大学システムの裏側としては若干古い情報もあるだろうが、その殆どは現在も変わらないのではないだろうか。唯野教授と彼を取り巻く常識ある異常人達のやり取りが筒井氏独特のスピード感ある狂気的展開で描かれている。メタ的な講義部分を斜め読みしたとしても読む価値はあると思う。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/10

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文学部唯野教授の 評価:53 感想・レビュー:126
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