アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々 (岩波新書)
アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々 岩波新書巻を読んだ人はこんな本も読んでいます
アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々 岩波新書巻を追加
アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々 岩波新書巻の感想・レビュー(190)
ダメな国は本当にダメだなあという印象。そこに中国人が個人ベースでも政府ベースでも付け込む、というのはなんというか(アフリカ側が)情けないなあと思った。いい加減地道な努力を覚えて利権しゃぶりから卒業しないと国として立ち行かなくなる。そんな絶望の中でも、アフリカの内外から現状をどうにかしたいという思いを持った人たちが活動しているというのが唯一の救いか。アフリカ側とこれを支援する先進国側が本当の問題に気付くのは何時になるのか……
2008年から状況はどう変わっただろう。南アでは2010年サッカーW杯が一応無事終わった。スーダンは南スーダンが独立したものの、混乱が続く。中国とアフリカ諸国の結びつきはさらに強化しているようだ。赤道以南諸国は「アラブの春」も無縁・・・。 地域的な問題が大きいのかと思っていたが、政治と部族間の争いの方が原因としては大きいのか。
・racism 何か干渉されたらそういえばOKなところが昔はあったようだ。他民族多い→部族の違いを政府批判のすり替えのため利用 ・腐敗の根源=国家意識の欠如。彼らの目的≠国を豊か =自分の民族を豊かに 中国人が店開く。中国で店開くのは難しいのか? イギリスの看護師=ケニア人 頭脳流出。歌舞伎町にいる黒人=ナイジェリア人らしい(3000人)客引き。取りあえず日本人と結婚しようとする(国外退去恐れて) 東南アジアの開発独裁は比較的うまくいったほうなんだろうがその差は何?(腐敗はしたが国力はあがった)
日本も今日まで様々なODAで援助を重ねてきたがアフリカの人民の生活向上につながらず、汚職の原資となってきた。これからも残念ながら変わらないだろうと思う。
2008年初版。アフリカ関連本1冊目であるが、著者が新聞記者であったことからか読みやすく、導入本としては最適か。結果的には個々の国で考えるべきことと思われるが、アドバイスや注意をしてもレイシストだといわれると立つ瀬がない・・・。あと、中国の世界進出の著しさを改めて知る。
今のアフリカの状況、腐敗・葛藤・希望などが、それぞれ実際に起こったケースを用いて説明されており、わかりやすくとても読みやすい。 現在NGO職員としてアフリカで働いている私にとって、「国の独立」に見切りをつけ「人の自立」に焦点をあてて活動を行っている、現地NGOの取り組みに関する章が興味深く、勉強になった。
アフリカの現状がわかる本。読んでいて意外なことが多く、文章も読みやすかった。独立しても、政治によって腐敗していく国々が書かれていて、国家とは何かを考えさせられる。
今、エジプトの反体制デモが起こっているゆえ、タイムリーな本。アフリカはなぜ独裁体制になってしまうのか?_そして、治安悪化や腐敗政治など起こるのか?_Facebookばっかり注目するのではなく、この本に書いてある根源的な部分が重要。老子の名言「魚を与えるのではなく、釣り方を教えなくてはいけない」を思い出した。
アフリカについて簡単な見取り図が書ける本。簡単にだけど「新植民地システム」とか「援助・公共事業ではなく自立システムを」というところまで書いてあるので良かった。自立に関してはアフリカのNGOとかグラミン銀行あたりの本を読もうと思う。
アフリカの今。この本を読んでいて、「野生動物の生息地」として以外に、アフリカの国々については何ひとつ知らなかった事に気がついた。たったひとりのろくでもない指導者が、歴史の中で確立された既存の有意義な制度までをも、独立後のわずか十数年で崩壊させてしまえるという図式に愕然とした。もはや、国という状態を成していない地域に生まれてしまった人たちの生活には、行き場がない。これほどまでに国を破壊しつくせるものなのか。国家って何だろう…。
アフリカの今を伝える良書。「政府ではなく、人々に目をむける」という観点から、腐敗しきった国家の悲惨な現状が克明に描かれる一方で、自立の可能性がそこに生きる人々のうちにあることも示される。各章で国家それ自体への不信感がにじむが、自立と発展を担保する「安全」は最終的には国家が担わなければ不安定になってしまうものだろう。ソマリランドの例のように、人々の自立への動きが、健全な国家機能を回復することにまで繋がることを願ってやまない。
日本の支援もその場しのぎのものでなくて、現地の人々が自立するのを支援しなくてはならない。黒人解放で自由を手にしたかと思えば、その指導者が腐ってしまった。現地住民の自発的な地域活動が広まってほしい。
元朝日新聞ジャーナリストの渾身のアフリカレポート。独裁国家、崩壊国家がなぜできるのか読めばわかる。植民地時代の部族を無視した国境線、石油、鉱物利権、宗教対立など根は深い。旧宗主国と新植民地政策を掲げる中国。国家経営への良薬はないのだから、時間がかかっても人民の教育に援助の焦点をあてるべきだ。そうでなければ悲劇の歴史は繰り返す。
良書。アフリカ、国際協力、国際政治等に関心のある方におすすめです。
取り上げられているのは一部の国ではありますが、題名通りの本です。
植民地支配、東西冷戦等の後遺症が今も残り、さらに新植民地主義の狩場になっているという現実がわかりました。
また、わが国についても考えさせられました。
国によって状況はまちまちだが、国への帰属意識がなく、部族社会がまかりとおり腐敗する政府。政府に頼らず民間から自立する動きがみられるが、現状は厳しすぎる。一方アフリカを支援する側、ODAを拠出する日本。新植民地主義を肯定するわけではないが日本も多少は利権を確保してほしい。
これは「読まれるべき」本だと思った。長年にわたる著者のアフリカ・ウォッチングあってこそ書けた濃い内容の本。わずかではあるが「人々」のあいだから自主的になんとかしようという動きが出てきているというのが嬉しい。やはり人間には「良い方向へ向かいたい」という意欲があるのあるのだと信じていたい。
サハラ砂漠以南のジンバブエ、南ア、アンゴラ、ケニア、ウガンダ、セネガル、ナイジェリアなどに関するレポート本。貧しさイメージが先行するアフリカですが、これを読めば政治腐敗がひどく、援助をしても政治家に流れることや、そんな人たちが国家形成などやる気もないことがよくわかるのでは。そんな中でもうまくいっている施策や日本人経営の会社があることはもっと知らしめられればいいのに。とりあえず知らなかったことがたくさんです。
国民のために働くことよりも自分の部族に利権を付与することが美徳な政治家しかいない国に対して、どうすればいいのか?アフリカの暗い現実が分かった。
データ的なレポートではなく現地の人々の姿を通してアフリカ諸国の実態が見えてくる。我々先進国ももっと真剣に向き合い解決策を共に模索していかねばそのつけをはらうことになるだろう。
ジンバブエや南ア、スーダンなどアフリカ諸国の現状・問題点を記者目線でわかりやすくレポート。 子供たちが安全に食べて寝て教育を受けられる社会でないと国は成長しない。
各国の良心の様な人達が色々と努力されているんだろうが、無力感もある。それでも期待をかけたくなってしまうが…。なにぶん新聞の記者さんですからちょっと綺麗事で幼稚すぎる結論ありきな感もあるが、アフリカに必要なのはお金を与えることではなくて、努力が報われるとか将来に夢が持てるとかの「生き甲斐」こそが重要ということ。こういうの読むと安易に善意をふりまいてチャリティなんかしちゃいけないと確信する。安全なところからお金出して良い気分に浸ってるほうがよっぽど悪いことに思える。助けたいと思うなら真剣にやらねばいけない。
レポート単体はそれぞれ興味深い。んだけども、なんか過去記事を切り貼りして本にしちゃいましたというのがありありとしてて、言葉でメシ食ってる記者なんだったら、そのあたりちゃんと再編集してほしいなとは思った。あと、ところどころ朝日新聞的なニオイがする文章が出てきますね。
実にわかりやすく、読みやすい、最近のアフリカ事情を知る1冊。 なぜ、アフリカの国々は貧しいのか。 なぜ、アフリカの国々は怖い感があるのか。 興味深いアフリカを知ることができた。 ジンバブエを例に挙げ、国造りをするはずの主導者が腐っていること。自分のことしか考えない、主導者が多いために、貧困が起きていること。 これでは、アフリカは貧しいわけだ。 そして、支援の方法も。 お金を落とすだけでは、主導者に食われるだけ。 仕事を教えて、独り立ちできるようにすること。 なんとなく、教育に似てる。
アフリカの現在の問題点を非常にわかりやすくレポート。描写も臨場感にあふれて、読みやすく勉強になる。 「ただの援助は依存心を生み、本当の援助になりえない」「自分たちで考えることを促す」というORAPの哲学に目からうろこが落ちた。
独立即腐敗みたいな各国政府の状況は読んでいて暗澹たるものがある。そうとう、落ち込んだ。 しかし、現地の人に取っては困ったものではある中国人の流入、現地NPOの地道な取り組み、歌舞伎町やパリに流れてくるアフリカ人、アフリカに根を下ろした日本人経営者などのダイナミズムを読むと、ただ政府の腐敗による貧困だけが広がるのでなく、変化の兆し、もしかしたら希望の兆しがあるように思える。
政府の腐敗の酷さを報告する一方で、国民やNGOの活躍に注目している。自立を目指し努力する人々の姿には救われるが、それでも状況はかなり絶望的なのではないかと思う。
「貧困と飢餓の国」というイメージが先行し、あまり実情を分かっていなかったアフリカの現状を知りたくて読んだ。アフリカがどうこうでなく、社会とか組織とかが、上に立つ人によってあっけなく崩壊するという事実を突きつけられる。そういう中でも、強い意思を持った人々によって、まっとうなコミュニティーが生まれている事も書かれており、少し救われた気分になった。
アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々 岩波新書巻の
%
感想・レビュー:58件














ナイス!




























