トムは真夜中の庭で
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トムは真夜中の庭での感想・レビュー(48)
翻訳の硬さ、挿絵のまずさとマイナス点は少なくない。しかし物語の面白さはそんなものを払拭する。読書擦れした人には話のオチがすぐに読める。なのになのに、どんどん話に引き込まれるのはなぜだろう。トムは真っ暗な部屋でひとりベットに横たわり、扉から漏れる向こうの部屋の明かりをみつめる。この情景が私を幼少時代へ舞い戻らせたのだろう。この物語の肝は情景描写だ。見たことない庭も木も、まるでその場にいるように感じ取れる。トムの手がドアをぼんやり掴んだり突き抜ければ、読者の手も同じようにわきわきしてくる。面白い。名作。
01/10:めたる@灯れ松明の火
10/17:うらら
読メお休み中に読みました。子どもの頃に読みたかった。冒頭はなかなか入りこめず、諦めかけたが、ハティにトムが出会う頃から、ぐいぐいと引き込まれた。萩尾望都の『ポーの一族』のなかの、なんていうのだったかなあ・・・リトルなんとかという女の子が出てくる話を連想する。庭の描写が素晴らしい。
09/04:みひ
日常にこっそり潜む不思議な空間は時計が13時を刻んだときに現れる。その不思議な空間を読者という立場で覗くことは、ハティが感じたように年齢によって違った感じ方をするのかもしれない。あの庭園に行くために僕は眠り夢を見る。
06/02:lemon tea
04/17:kikiho
03/30:なぎさ公園
子供のための良質なファンタジー。イギリスの広い庭が舞台ですが、お庭の描写がとても繊細で美しい。女の子はだんだん歳をとっていき、少女の頃の気持ちを徐々に失っていく。きれいで澄んだ川もやがて工場の廃水で汚染され、遊べなくなっていく。美しかった庭もすっかりコンクリートで埋め固められ、殺伐とした風景と化してしまう。どれも仕方の無いことかも知れないけれど、物語のラストに救われました。思わず涙が出てしまった。
01/22:Chihaya
環境問題や時間、さまざまな問題提起を混ぜながら、最後に総ての謎が解けた時の感動はすごかった。ハティが成長していき、トムは変わらない切なさなど。結末では二人が会うことはもうないかもしれないが、余韻はとても暖かい。名作の名に相応しいと思う。
トムが迷い込んだのは,夢のような美しい庭園.そこで経験した素晴らしい出来事の数々.庭園が失われても,思い出は永遠に残る.素晴らしい児童文学で,安心して子供に薦められます.大人が読んでも,時間に関する考え方は興味深い.トラルファマドール的です.
09/26:taito_
08/31:なっちゃん
08/21:こゆ
02/20:みずいろ
本の中では、夢物語だから、ハティはどんどんと大人になっていきます。でも、現実でも女の子のほうが、ちょっと先に大人になる~ なんてあるのかも。 夜中夢の世界で過ごして、昼間を夢のことばかり考えて過ごす。。。私がやったらもんだいだ。 でも、本にでてくるようなお庭で、ひとりのんびりすごしてみたいなぁ。
懐かしくて手に取った。友達を求める二人の子供が、時代を超えて出会う。庭園での楽しい遊び。徐々に大人になってゆく少女、それに気づかない少年。お年寄りだって昔は子供だったんだ。その頃に出会えてたら、きっと友達になれたよね。「庭も絶えず変わっている、変わらないものは何一つない、想い出のほかには・・・」
ちがう時間を生きる二人。美しい庭園と純粋な子どもの心。人生をうつしだすラストはとてもすてき。
よかったです。感想を書くのがもったいないぐらい。
児童文学。以前からタイトルだけは知っていたが、今回初めて読んだ。真夜中に十三時を打つ時計に幻の庭園・・・小さい時に読んでいればきっと特別な作品になっただろうな、と思わせる。もちろん大人が読んでも面白い。
05/17:ま
みんな、自分のなかに子どもをもっている。という作者の言葉。違う時間軸がぴったりあったときの、トムとハティの抱擁がじんわりあったかい。
主人公・トムが“庭園”をみつけ、その魅力に引き込まれ、その“庭園”の謎について考える子供向けのお話であり、また“時間”、“過去と現在”をテーマにしたなかなか深い物語。
09/15:Borasisi
--/--:makkurononeko
--/--:カナ
--/--:糸遊
--/--:あきすての
--/--:きぃ
--/--:栄
トムは真夜中の庭での
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感想・レビュー:21件














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