中世世界とは何か (ヨーロッパの中世 1)

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中世世界とは何かの感想・レビュー(11)

序章が空間的にも時間的にも大きな広がりを期待させるものだっので、その後の多くがフランク王国ばかりだったのは残念。しかし、それぞれ記述は一般的な通説とは違う新しい論点か多く興味深かった。イスラーム世界を通じて西欧世界に復活したとされているギリシア古典作品が、西欧世界で途切れることなく連綿と継がれてきたという説に関してはもっと知りたい。

修道院関連の第五章がおもしろかったです。

07/07:Gienah
ヨーロッパはユーラシアの半島である、との立場からポスト・ローマとしての諸王国を俯瞰する。ゲルマン諸族の欧州への浸透について解説。

06/12:杞人
★★★★☆ ローマ帝国後の支配体制の変遷、その中での教会の役割について詳しい。

この本そのものが特に難しい、ということではなく、かつて「暗黒の中世」と呼ばれていた時代からその後のローマ偏重の歴史観を経て、まあ、ローマって単なる一つの経過点でしかないよね、とか、オスマン帝国が結局欧州から手を引くことによって、結果的に蓋になったんだよね。とかいろいろ身も蓋もない内容を面白いと思うのはやっぱりちょっと他の資料を読み込んだ人かなぁ、と思わないでもない。ある意味、白人至上主義というか西欧(ローマの後継者ではある)中心主義ってのもまた消えたってわけではないわけだしね。

07/27:ずんずん
ヨーロッパはアジアの半島であり、中世は民族移動の繰り返し。 詳細な経過の解説

12/15:kimuco

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