「ゲド戦記」の世界 (岩波ブックレット)

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「ゲド戦記」の世界の感想・レビュー(10)

「ゲド戦記」を翻訳された清水真砂子さんの講演より。原文を読む力がないので、海外作品は訳本のみで楽しんでいますが、翻訳者は原作者以上に言葉を選び、ひとつの言葉を使うにも多くの手間をかけて検証されているということに敬服しました。言葉が大好き、という清水さんが一所懸命に言葉を探して大事に訳した作品、もっともっと丁寧に再読したいなぁと思います。「読者には誤読する権利があるから、読みたいように読む」という言葉、当たり前のことですが、何だかちょっとうれしくなりました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/28

08/15:アクア
特に印象に残ったのは、作品の「意味」を語ることのこわさ、恐ろしさについて、です。著者による物語の意味づけを知ってしまった瞬間、我々読者の自由な感想の幅は制限されてゆきます。「ゲド戦記」は、ひとりひとりの、自分がどう捉えたか、自分がどう感じたかを大事にできる許容度の大きさ、すなわち解釈の幅が、それこそ無限大であることこそが魅力なのだと認識することが出来ました。

自分の半生を大作「ゲド戦記」の翻訳に捧げた翻訳者が、原作者ル・グィンに向けて書いた言わばラブレター。言葉ひとつひとつをゆるがせにしない翻訳者と、アースシーという自分が想像した世界の何丁目何番地に至るまでを把握しつくしている原作者の凄みたるや。この両者の情熱の結実がゲド戦記であったのだと思うと、もう一度読み返したいと言う思いがふつふつとわきあがってきた。原作者の他の作品にもこの際手を伸ばしたい。そういうモチベーションを喚起してくれる作品・作者の放つオーラって理屈抜きですごいです!!
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/12

10/28:麝香猫
ページ数以上の内容があった。翻訳者として言葉を追求する姿勢には感服。「オジオン」が本当は「オギオン」だったというエピソードもあった。「意味を語ることのあやうさ」について言及していたが、その通りだと思う。少なくとも私は作者自身は何も語らない姿勢が望ましいと思う。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 10/14

作品の意味にこだわり過ぎることの危うさ、黒子としての翻訳者など興味深い点がありました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/17

12/26:つか
訳者・清水真砂子女史の講演に加筆再構成した小冊子。もちろんネタバレ部分もあるので、関心がある方は本編を読んでから。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 07/28

--/--:neimu

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09/24:ヤスミン
「ゲド戦記」の世界の 評価:100 感想・レビュー:6
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