ハダカデバネズミ―女王・兵隊・ふとん係 (岩波科学ライブラリー 生きもの)
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ハダカデバネズミ―女王・兵隊・ふとん係の感想・レビュー(79)
読む前は、語感から(自分がなるなら)ふとん係が良いなあと思っていた。読んだ後もやっぱりふとん係が良いです。ハダカデバネズミの不思議な生態の面白さもさることながら、研究が進んで行く過程が興味深かった。大学生も大変だなあ…。そして教授(著者は助教授)はなんだか楽しそう(いや勿論、様々な苦労があるだろうことは重々承知の上で)。歌の謎が解明される日を楽しみにしています。
哺乳類界の「へんないきもの」の頂点に君臨すると言っても過言ではないハダカデバネズミへの愛に溢れた聖典。生物名が本のタイトルになっているだけなのにこのインパクト。そしてべつやくさんのアイキャッチーなイラスト。これで手に取らない奴は人はいないはず(変な人でない限り)。内容はいたって真面目で、哺乳類には珍しい真社会性生物だとか体温調節ができないとか常識破りの情報が大量に得られる。んですが、自分はある程度知識を得てたのでこの本のインパクトが十分得られなかった-。デバ処女の方は是非ご一読を。
『新世界より』にでてきた真社会性を持つへんなネズミ、ハダカデバネズミの本。表紙のイラストとふとん係の文字にこれは読まねば!と。女王てっぺんのピラミッドなのにその女王が一番ストレスフルだったり、偉い相手には鳴きまくったり、肉布団だったり怠けてみたり、面白いやつらだなー。見た目はアレだけど研究したくもなるのかも。あとイラストはとことんかわいいです、3畳ちゃぶ台のデバとか。
成毛氏オススメ本から。生物の生態という奴は本当に面白い。一匹の女王による君主制なところがワンマン会社のようでいて面白い。女王は巣の中を巡回して、仕事をさぼってる個体を見つけると怒って威嚇し、怒られたほうはちゃんと反省のポーズ(仰向けになる)をとって許しを請う。どこの社会も秩序があるんだと感動しました。
成毛氏のオススメ本。ハダカデバネズミの特性について詳しく書かれている。なかなかな軽快なタッチでスラスラ読めた。このネズミが可愛らしくおもえてくる。
ユーモラスな名前と姿、哺乳類のくせに体温調節が出来ないこと、真社会性動物(意味は読めばわかる)であること、言語が発達しているらしいことなどなど、これほど題材として面白い動物はそうはあるまい。著者たちや学生たちが骨身を惜しまずに「デバ」たちの世話を焼く気持ちは良くわかる。本としてもカラー写真が多く、べつやくれいのイラストも絶妙で読みやすい。しかし、読み物としてはあまりにも入門編じみていて、サイエンスの部分が少なく、物足りない感じ。中学生向きという感じかな。
べつやくれいさんのイラストがとんでもなくかわいいハダカデバネズミの単独本。日本での研究者お二人が一般向けにわかりやすく生態を解説してくださっています。ハダカさんの真社会性という特性に関する詳しい解説、大学の研究室での飼育風景、実験内容の詳細など盛り沢山でとても楽しめます。紹介されている埼玉の動物園は見やすいし説明も豊富で超おすすめです。
表紙のドアップなハダカデバネズミにつられて読み始めました。以前からアリみたいな生活をしている動物とは知っていましたが、実際はもっと複雑で興味深い生き物であることがわかりました。ハダカデバネズミがぎゅうぎゅうに折り重なって子育てしている写真は一見では気持ち悪いとさえ感じましたが、読み終えたあとではかわいく見えます。またハダカデバネズミのことだけではなく、研究中の裏話も少々書いてあります。読後は『私もハダカデバネズミに会いたい!』と思いました。そして巻末に会える場所が載っているも嬉しいところ。
貴志祐介「新世界より」でお馴染み?のハダカデバネズミの生態について書かれた本。「新世界より」では醜悪な生き物として書かれてたけど、こうして詳しく見てみるとなかなか愛嬌のある生き物じゃないか。現役の研究者でもある著者の愛情が文章に反映されてる部分も大きいんだろうけど。今だに未知の部分が多いとか・・・生き物って凄いなあ。上野動物園あたりまで実物を見に行きたくなった。
キモかわいいのかと思ったけど、キモきもち悪いだった(苦笑)。デバの習性や生態系は詳しくて分かりやすかったんだけど、リアルな写真が出てくるのではと思うと頁をめくるのが若干恐怖だった。好奇心で借りてはみたものの、生まれたての動物の赤ちゃんみたいな毛の無い生き物が苦手という事を認識。それと、毛の無いハダカのネズミなのに、ヤマアラシ科だそうです。
真社会性の脊椎動物という、理解の範疇を超えた不思議な生き物、ハダカデバネズミについて、わかりやすく解説した本。さすがにアリ等の社会性昆虫とは、微妙に仕組みが違うんですね。凄く興味深い生き物だと思いました。あと、生態の紹介・解説だけでなく、実際にハダカデバネズミを研究されている方達の、様々な研究の様子や飼育上の苦労話とかもあって、とても面白かった。しかしこういう生態だと、ほんとにコロニー内の各固体の遺伝子はほとんど同一になるな。大きな環境の変化があったら真っ先に絶滅しそうなのが悲しい……。
この本を読んで何よりもおもしろかったのは、ハダカデバネズミを研究している学生と先生たちの研究室での様子が生き生きとリアルに伝わってくることである。飼育や実験の苦労、実験する際の著者や学生の、本当にわくわくしている感が伝わってきて、読んでいてとても楽しく、親しみを感じることができる。 本書は単なるおもしろ動物の紹介本というわけではない。そんな本は岩波書店からは出ない(と思う)。それにとどまらず、特定の動物研究をすることに対する素晴らしいイントロダクションである。もちろんハダカデバネズミという種の本当に面白
兵隊デバのおもな仕事は、天敵のヘビがコロニーに入ってきたとき、まっさきにヘビに向かって食べられてしまうこと。遺伝子共有率が高いのでこのような自己犠牲的な行動があらわれるとのこと。肉ぶとん階級といい、睡眠時間の少ない女王といい、つらい王さまといい、何から何まで魅力的な生き物である。
フルカラーの絵や図満載の楽しい一冊。日本ではあまり知られていないハダカでデッパなネズミの生態について簡単に説明されている。巻頭に記されている岩波書店の本書のページは必見。このネズミたちの声や動画が見られます。こいつら思った以上に可愛い声で鳴くよ!
「ハダカデバネズミ」 ― 1度その姿を見てしまったら、2度と忘れられない動物。強烈なインパクトの外見と身も蓋もない名前をもつ謎の動物の生態に迫る。
「家畜人ヤプー」「肉蒲団」などおだやかならぬ表現が並ぶが、内容も非常に刺激的。(もちろん学問的な意味で)ただ外見が変わっているだけではなく、哺乳類では稀有な女王を頂点とした地下帝国を築き、17種の“言語”を持つという。写真イラストも豊富で、非常に判りやすい構成になっている。
☆☆☆☆☆ 大好きな「変な生き物」シリーズでも、これはまあ、一際へんてこりんな生き物ですこと。体に毛がなく、地中にいて女王ネズミから肉布団ネズミまで階級分けされている社会構造なんて想像の彼方の世界。「クマムシ!」もそうだったけど岩波の科学ライブラリーは目が離せない。
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感想・レビュー:42件














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