水深五尋
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水深五尋の感想・レビュー(31)
09/17:risya
10/22:nat0001
時代の背景をよく考えながら読むことが必要な気がする1冊。スパイ捜しという心躍るようなテーマなのに、しっかりとしたつくりになっているところはさすが、ウェストールという感じ。地味な印象の作品ですが、広く読んでもらいたいと思います。
03/20:うらら
少年の成長物語でありながら、戦争や社会の階級差別、恋愛など複合的に重なり合う。示唆にとんだ小説だ。筆者自ら自伝的と称するように、細部のディテールがリアル。一般層からみた戦争。こういう視点もあるのか。語りかけがウマイので熱中して読み耽った。
03/12:totsu_awaumi
本当に16歳?と思うくらい幼い主人公たちの行動。男の子って子供から大人になる途中に『ガキ』という時期を過ごすように出来ているものなのか?その浅はかで無自覚な行動が出さなくていい犠牲者を出してしまう。子供だろうがきっちり因果応報で報いが来てしまうのがウェストールの凄いところ。児童文学としてはかなりほろ苦い。大人になる途中の現実社会との軋轢に晒される主人公は決して敗北したわけではない。ただ時が経ち経験から学習しそこから何を導き出すかでその経験が生きてくるのだろう。
12/08:うぃん
イギリス戦時下における小さな町での少年達のスパイ探し、というあまり馴染みない話だけど、主人公目線での世界がとてもリアルでぐいぐい引き込まれた。夢や希望に溢れた小説もいいけど、清も濁も隠さず詰め込んだこういう児童文学もいろいろ考えさせられていい。
『“機関銃要塞”の少年たち』から約3年後。身近な大人だった親への反抗が、この作品では少し大きくなって社会全体へと広がっているのに主人公の成長を感じられる。宮崎駿さんが好きだというのも頷ける。
少年の日の恋と冒険。前作よりもずっと重く、心にのしかかってきた。チャスの母親が俗な感じで、ちょっといやだった。その点、父親はいい。ある意味、理想の父親像を描いていると思う。
第二次大戦中の港町を舞台にした、自伝的要素のつよい作品。男の子が大人へと成長する過程を描く、まぎれもないジュヴナイルである。淡い恋もわくわくするような冒険もある。母はともかく父は敬愛の対象だ。主人公の行く手にどんづまりの壁は存在していないように思える。なのにこの苦い読後感はなんだろう。水際に打ちよせられたゴミの山にも、騒々しいだけの酒場にも、階級社会の影がさしている。イギリスの少年少女たちはこんなのを読んでるのか。日本産児童文学の「お行儀のよさ」を思い知らされる。
08/28:くりこ
表紙だけ見ると海洋冒険小説のようですが全然違う!ハローサマー・グッドバイを思い出した。なんか印象が近いんです。登場人物の中ではオードリが非常に気になる。主人公とのエピソードが見てみたい感じ。
07/17:Misa
06/29:ogirin__
初めはなかなか作品世界にのめり込めなかったものの、後半部分は一気に惹きつけられて読めてしまいました。戦時下の特殊事情においては、青年はいち早い成長をせざるを得ないのか―。大人視点で読んでも新鮮な部分が多かったので、YA世代の反応が見てみたいと思いました。推理ものという観点からみると、ミステリーを読みなれている人には犯人を当てるのは容易いです。
胸のすくような冒険物語はハッピーエンドといいたいところだが、爽やかさからはほど遠い苦々しさが残る。特に階級意識の理不尽さとそれに対して手も足もでない悔しさや痛み。この気づきが、若者の、子ども時代との確かな決別なのだ、と思う。だけど、同時に彼は、永遠に変らない確かな存在を確認している。その確かさが、彼のこれからの道しるべにきっとなる。
★★★★★ まだ大人とは言えず、かといってもう子どもでもない16歳のチャスの視点から、彼を取り巻く世界があざやかにその表と裏を反転させる様を描いた、『"機関銃要塞"の少年たち』の続編。宮崎駿氏による挿画と多くのルビで児童書としての体裁を整えつつも、少年に突きつけられる現実は容赦なく苦い。ただ、夜にはじまった物語はその終わりに明るい夜明けを迎え、少年の未来の光あることを静かに主張する。作中、チャーチルに関してとある風説が登場する。その扱い方・意図について記した作者おぼえ書きに、紡ぎ手としての誠実さを感じた。
05/05:スカイバニラ
04/30:ゴンベ
04/27:小雪
--/--:ケニオミ
--/--:たい
--/--:hiwtsh-n
--/--:ほたぴん
水深五尋の
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感想・レビュー:15件














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